『閃の軌跡』週末ずっとやってました。
欲しいゲームがそんなになかった時に予約して、後からいろいろ欲しくなって、予約したこと若干後悔してましたが、買ってよかったです。
惹かれたのは、視点をぐるぐる動かせることと、学園モノということです。
グラフィックはたいしたことないと言われてますが、それなりのグラフィックで視点ぐるぐる可能な作品は少ない気がします。
そういえば、イベントの時に画面したのセリフの上にキャラの顔が出てしゃべったりしますが、CGじゃなくてアニメが良かったという声がけっこうあるみたいです。
しかし、それはすごく大変なのです。
『トトリのアトリエ』で岸田メルさんが凄まじい量のイラストを書く羽目になったらしく、『メルル』からはCGです。
ただ、かなりイラストに忠実ですが・・・
話がそれましたが、一番気に入ったのは世界観です。
単純な善悪でなく、国家や集団がそれぞれの思想や思惑のために、互いに影響し合いながら・・・・・・というところも確かに良いのです。
しかし、なにより森薫さんのコミック『エマ』の時代のイギリスのように、貴族と平民の間に違う生き物と言って良いくらいの差があるというところがたまりません。
「英国には二つの国がある」
という言葉があります。
あるラノベで、人間の世界と魔術の世界みたいに使ってました。
でも実際の意味は・・・・・・まあそーゆーことです。
同じ学校にいるせいか、貴族でも気さくな人は気さくですが、やっぱり一部は平民をゴミクズのようにおもってるかんじですねー。
関係ないかもですが、オーストリアの論理学者ウィトゲンシュタイン(以下W)の子供の頃の逸話があります。
友人「あそこっていい場所だけど、足がないんだよねー」
W「じゃあ線路を引こう」
友人「!?」
この雰囲気が良いです。
ちなみに彼は貴族ですが爵位無しです。
でも家が工業で成功してたんでしたっけ。
先生であり友人であるバートランド・ラッセルは公爵家です。
本人は伯爵ぐらいまでいったと思います。
ちなみにお爺さん辺りが英国首相ジョン・ラッセルでした。
ゲームでは主人公リィンが田舎の男爵家ですが、同じクラスに公爵家のハンパない家柄のユーシス、重工系大企業のお嬢様のアリサとかいます。
アリサは日本でいうなら岩崎さんな感じでしょうか。
ゲームシステムも良いですし、いま問題なのは、明らかに異常なロード時間です。
建物に入るだけで20秒以上かかります。
3日にパッチが配信されるみたいなので、おとなしく待ちます。
『シェルノサージュ』も最初は無茶苦茶でしたからねー。
あの作品もみんなガストのファンだから、ツイッターでは非難した人が逆に叩かれてましたが、これも似た雰囲気がありますねー。
愛されてるシリーズですねー。
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