関東編です。
1954年創業の新宿の老舗「すずや」で、とんかつ茶漬け¥1750。
約70年続くお店となりますが、最初は民芸品店を兼ねた茶房で、その後、洋食店となり、とんかつ専門店になったのは1991年だそう。
前回訪問は...2010年3月に「名物とん茶」を投稿しております。 ちなみに「とん茶」は今回頂いた とんかつ茶漬けのことで、2010年当時のメニューには「とん茶」と表記されていたと記憶しております。
約15年ぶりの訪問ですが、お店の場所が分からず右往左往。 それもそのはず、2016年からは歌舞伎町一番街の入り口にそびえたつ立派なガラス張りの自社ビルに変わっており、全く気が付きませんでした。
メニューは、看板商品の「とんかつ茶漬け」のほかに、トンカツ、ハンバーグ、トンテキ、海老フライなどがあります。
そのラインナップもさることながら、メニューブックの表紙を飾る棟方志功の絵もまた素敵。 これ、何かの作品を使っているのではなく、棟方志功自身がお店のメニューブックのために書き下ろしたのだそう。 凄いですね。
今回ももちろん、とんかつ茶漬け(普通サイズ)をオーダー。 選べるソースは "定番醤油"で。(他にはからし醬油、ニンニク生姜醤油、とうらがし醤油 があります。)
ガラス張りの窓から新宿の様子を眺めつつ、待つこと15分ほどで とんかつ茶漬けが運ばれてきました。 肝心のお茶は後から店員さんに申告してもらう方式。 まずはトンカツを楽しんでください、という趣向。
熱した鉄板の上に置かれたトンカツ。 その上には茹でたキャベツが山のように盛られ、刻み海苔がトッピングされています。
ロース肉のトンカツは肉厚1.5cmほどでしょうか。 予め一口大にカット済み。
ご飯は普通サイズ。 お茶碗一杯ほどですが、お代わりできるそう。 キャベツやお味噌汁も同様。
香の物は、梅干し・高菜・大根、ニンジン。
それでは、15年ぶりの「すずや」の とんかつ茶漬けを頂きます。 キャベツの山を崩して、トンカツを掘り起こしましょう。
選択した醤油ダレは予め掛けられており、甘しょっぱい、新潟のタレカツ丼のような味わいがします。
美味しい、美味しい。
キャベツで蒸らされているため、衣のサクサク感はあまりない。 それでもロース肉の旨味と醤油ダレの味わいが絡み合って美味しく頂けます。 茹でたキャベツも、生のモノとは異なる柔らかな食感。 お醤油ベースのタレには、むしろこの茹でキャベツの方が生よりも合いますね。
お味噌汁の具材は、とんかつ屋さんあるあるのシジミ。
さて、ひとしきりトンカツを味わったところでお茶漬けへ行きましょう。 食べ方のイラスト(さすがにこれは棟方志功の作ではない。)を参考にします。
お茶は風情のある、やや大きめの急須で提供。 そのお隣はお好みで追加する醤油ダレ。
ご飯茶碗にトンカツ、キャベツ、香の物を載せて お茶を注ぎます。
これをサラサラと掻き込みます。 うん、美味しい。
衣は完全にふやけちゃうのですが、香ばしさは感じられ、また、衣に絡まっていたタレの味がお茶に移って、なんとも言われぬ味わいとなります。
ランチとして頂いたので、午後の仕事を考慮して ご飯のお代わりはせず、トンカツをお茶で流し込む形でフィニッシュ。
すずやの とんかつ茶漬け、美味しかったです。
ご馳走様。














