金沢駅前ランチ編です。
西口から徒歩3分。 広岡町の雑居ビル4階にある FOODVn-X3で Com soun cha trung(豚肉を焼いたものとご飯)\1150。
お店が入っているビルはクロスゲート金沢のお隣。 飲食店がいくつか入っているビルの4階です。
前回は昨年1月にベトナム風サンドイッチのバインミーを投稿しております。
本格的なベトナム料理が楽しめるお店なのですが、いかんせんガーリック強めのお料理が多く、マスク無しの生活に戻った現在はランチ利用から足が遠のいていました。
ランチメニューは1年半ほどの間も大きく変わっていないよう。 ベトナムの麺料理フォーとブン、コム・ザン(チャーハン)、今回頂いた「豚肉を焼いたものとご飯」に、バインミー各種。
コチラのお店は店員さんだけでなく、お客さんにもベトナム人の方がおられるためか、日本人には全く読めないメニューも健在(笑)。
注文はQRコードからスマホで行います。(下の写真はスマホのスクショ) 今回選んだのは、「豚肉を炒めたものとご飯」というド直球なネーミングの一品。
待つこと6~7分、豚肉を炒めたものとご飯こと Com soun cha trungの登場です。
メニューの説明には「甘辛いタレに漬けて焼いた豚肉、卵とひき肉の蒸し物をのせた皿飯」とあります。 皿飯=サラメシ? いや、ワンプレートメニューってことかな。
まず、ネーミングにある「豚肉を焼いたもの」がこちら。 Com sounの「soun」です。 ちなみに「Com」は右隣の白飯。 過去に頂いたお料理と違い、ガーリックの強い香りはしませんね。
お皿の中央にはたっぷりの生野菜。そしてフライドポテト。
そのお野菜の向こうに顔をのぞかせているコレが、cha trung。 ミートローフのように見えますが、卵・ひき肉・キクラゲ・春雨・ネギを蒸して固めた一品。
Cha trungの左隣はエスニックフードには付き物のフライドエッグ。
他には、大根と人参のなます的なものと、生野菜用のドレッシング。
あとはスープが付いてます。
それでは、Com soun cha trungを頂きましょう。 まずは豚肉を焼いたもの、から。
え? 甘い??
豚肉を一切れ口に運んで、頭の中が混乱しております。 見た目や香りは、どこかお醤油ベースで焼いた豚肉のよう感じるのですが、実際にはハチミツのような甘さのタレと豚肉の味。
好みがわかれそうではありますが、自分は嫌いじゃないです。 美味しいと思います...が、見た目から想像する味と実際のそれがアンマッチすぎて、脳内がバグってます。
ここで白米を食べて、一旦落ち着きましょう。 ちなみにご飯はドーム状に盛られ少なく見えますけれど、意外にボリュームがありました。
続いては Cha trung=卵と挽肉、キクラゲ、春雨の蒸し物。
ふわっとした柔らかな食感。 味付けもやさしい薄めの塩味で、食べやすいです。
ここでスープを一口。
アレ? ココナツの香りがします。
そのように感じるだけなのか、本当に材料として使われているのかはわからないですが、透明でかなり塩気の強いスープからココナツの残り香。 これもまた脳がバグります。 透明で塩味のスープなのに甘さを連想させるココナツとは。
念のため捕捉しますが、全体に味は美味しいです。 ただ、食の経験を積み重ねた、視覚から想像する味と実際とのギャップに脳内がバグり続けております。
箸休めの大根とニンジンの酢漬けは...
レモングラスらしき爽やかな香りで美味しい。
終始混乱しつづけたランチ。 フライドエッグをオン・ザ・ライスにして、この見た目と味わいが一致する一品を足掛かりに sounと謎のスープを味わいました。
ランチを食べ終えたあとには、口内のどこかにパクチーがいるような残り香。 もしかして Cha trung(蒸し物)にはいっていたのかなぁ。
ランチのひとときに、ベトナムへトリップした気分を味わえました。
美味しかったです。
ご馳走様。