南町交差点から徒歩13分。
金沢市広坂にある「金澤ななほしカレー」で、チキンカレー¥800、ビーフカレー¥1000、豆カレー(ルーのみ)¥600。
お店は、金沢市役所のお隣。 ビルの2階にあります。 マムズクッキング(4月25日投稿)の左隣ですね。
メニューはお店の外側に張り出されており、チキン、ビーフ、豆の3種のカレーがベースで、他には日替りの気まぐれカレーなどがあります。
また、観光客が多い場所柄か、アルコールやちょっとしたオツマミもメニューに載っていました。
今回はテイクアウト。 基本となる3種類のカレーをオーダー。
家人とシェアするので、2食分はライス付き、1食分はルーのみ(¥200引き)です。
テイクアウトカレーは、円筒形のランチボックスは2段構成でカレーとライスに分かれています。
さっそくカレーを様子を窺ってみましょうか。
まずチキンカレー。 赤いですけど香りから辛さは感じないです。
ビーフはチキンよりも明るい色合い。
豆カレーはインドカレーのダールのように緑がかっており、ひよこ豆の姿があります。
ご飯は普通の白米、ジャポニカ米でした。
それでは、まずはチキンカレーを頂いてみましょう。
あ、スープカレーだ。 美味しい。
香りからの予想されるよりも辛みはあります。 ジワ~って来る感じ。 味わいは、見た目通りのスープカレー、後味にタイムとかバジルみたいな爽やかさを感じるアレです。
カレー3種に共通していますが、いわゆる「金沢カレー」とは全く違っており、ルーは粘度がほぼゼロでスープカレーのよう。 お店のサイトの説明では、「女性的で粋なカレー」を目指し、小麦粉は使っていないとのこと。 だからサラサラなカレーなのですね。
加えて、「胃にもたれない、さわやかな後味が特徴」との説明も。 確かに、胃にもたれるほどのコッテリした食べ応えがターバン系統の特徴ですからねぇ(笑)。
話をチキンカレーにもどして、一口大の鶏肉がゴロゴロと入っておりますが、その他の具材は形がありません。 ここは北海道のスープカレーとは違いますね。
それでも、土台となっているスープの豊かな味わいから、タマネギやトマトなどの様々な具材が使われていることが連想されます。
続いてはビーフ。 お肉は牛筋っぽかったです。
スパイスの香りはチキンカレーと似ていますが、辛みはこちらの方がマイルドでした。
最後は豆カレー。
こちらは甘口で、お豆を煮たがゆえに僅かなトロミがあります。 お豆特有の味わいが全面にでており、舌触りもどこか小豆のようなザラっとした感触。
3つともにスープカレーなので、スプーンでご飯をすくい、カレーに沈めてから口に運ぶようにして頂いてみました。
チキンとビーフは白米にピッタリ来ますね。 一方、豆カレーは、個人的にはお米と一緒に頂くにはちょっと甘すぎる印象。 バゲットみたいな塩味のあるパンの方が良いかなぁ。
さて、カレーには和風ピクルスが付いていました。 ゴボウとダイコン、ニンジンで、奈良漬けみたいな色合い。
頂いてみるとお醤油漬けでした。あっさりして、これだけでもご飯のお供になりそう。
アノ系統のカレーとは違う、という思いで「金沢カレー」ではなく「金澤カレー」なんですかね?
美味しかったです。
ご馳走様。