基点から徒歩16分。
六枚町交差点に面した角地にある「旬な魚と粋な酒 べに屋」で、べに屋の海鮮丼¥1290。
金沢駅東口から400~500mほどしか離れていませんので、駅前のお店にカテゴライズされるかと思われ、故にランチのメニューは観光客狙いの海鮮モノが中心。
他にもコース料理や、おすしのランチ、また、デザートとして土鍋プリンとか、加賀車麩アイスなんてのもありましたヨ。
お店は入り口から階段を上って2階にあり、カウンター席のほかは間仕切りされた個室形式のテーブル席。 モダンな感じの内装です。
今回は、メニューに書かれた「まず海鮮丼、〆はお茶漬けにて」の文言に惹かれ、観光客よろしく海鮮丼を選択しました。 とかく関東などでは金沢・北陸の海鮮が紹介されることが多いですけど、実際住んでいて海鮮丼なんてめったに口にしませんからねぇ。
で、運ばれてきました、べに屋の海鮮丼。
随分と大きな、鉢のような器にご飯とお刺身が盛り付けられています。
これに、月見(山芋+卵の黄身)。 お醤油のように見えるのは甘口のめんつゆのようなモノ。
お味噌汁はアラが入ったもの。 ちょっと煮詰まってしょっぱかった。
そして、出汁茶漬けを仕立てるためのお出汁。
香の物は大根菜の浅漬け。
器が大きいため、こじんまりと見えますが、ご飯はしっかり1杯半はあり、お刺身もタップリ盛り付けられています。
一番上にはお約束の甘エビ。
ブリ。
タコ。
マグロ。
他に、鯛もありました。 なかなかの品揃え。
お醤油は小皿に入っており、これを海鮮丼に回しかけてしまうと、後々で出汁茶漬けを頂くときに出汁のお味が分からなくなってしまいかねないので、お刺身を摘んで頂くことにしましょう。
甘エビ、関東でも普通に見かけますけど、何か味が違うんですよね。 勿論、金沢で頂くほうが美味しい。
ブリも脂がのってます。
続いては月見を投入! 随分と粘りがあります。
黄身とおつゆを混ぜた山芋に、ご飯とお刺身を加えて頂きます。
旨っ! マグロの山かけ丼みたいです。
そして、海鮮丼を半分ほど堪能したところで、器にお出汁を注ぎ、出汁茶漬けを頂きます。
お刺身の色が僅かに黒ずんでいるのは、残っていたお刺身をお醤油軽くくぐらせ、漬けのようにしてみたから。
お魚にお出汁、そのお出汁が沁みたご飯をサラサラと頂くと、これまた美味しい!
海鮮丼も出し茶漬けも美味しかったですヨ。
ご馳走様。