【TOLO PAN TOKYO (トロパン トウキョウ)】vol.2 | レシピのいらない料理術

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サイエンス クッキング プロデューサー 木村万紀子のブログ

⚫︎このデニッシュ生地の美しい層を見て!

 

 

 

 

私、デニッシュやパイの層が何層にも重なる断面を見ると、

断面フェチかなと思うくらい、愛おしくなります。

 

バローナのチョコを使った「デニッシュショコラ」は、

かむとパリッパリと、周りに咀嚼音が響くくらいのパリパリ感!

 

クロワッサンももちろんおいしいし、

こういうところで、店の違いってでますよね。

 

 

⚫︎世田谷バゲット

 

 

ガチョウの油が塗ってあるバゲット🥖って、

どんなこだわりようなんでしょう。

 

ねじることで、食べる箇所によって、食感も異なるたのしさ!

 

 

⚫︎グルメサンドウィッチ

 

 

今流行りの生地にも具材にも、とことんこだわるグルメサンド。

 

真っ黒いバンズは、カカオ

 

それに対比する鮮やかな具のタンドリーチキンは、

スパイスやハーブが14種類って!

 

近頃のグルメサンドのリッチな中身は、

パン屋の仕事の域を超える美味しさですよ。

 

 

 

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トロパントウキョウは、おすすめされて行ったのですが、

決め手となったのは、経歴を見るとデュヌラルテのご出身ということ!

 

私、25年くらい前に、

青山のフレンチレストラン、カムシャングリッペに食事に行ったときに、

食事で出される丸パンのみずみずしさに大感激して、

ご挨拶にきてくれた淺野シェフに、

このパンのみずみずしさの秘密は?

と思って、聞いたのです。

 

フレンチふつうに作っているとおっしゃっていて。

 

「ふつうって何?このみずみずしさ、普通じゃない」と思って、

その印象が強烈で、

私の中で、はじけるようなみずみずしさのあるパンを食べるたびに、

あのときの衝撃を思い出します。

 

その後、淺野さんが、

デュヌラルテを開店したときに(奥に隠れ家のようにバーがあった時代です)、

すぐに行きました。

 

当時はショーケースにパンが並んでいて、

これとこれをくださいと伝えるケーキ屋さんのようなスタイルも斬新で。

 

そんな話ももうかなり前ですが、

デュヌラルテのパンに入れ込んでいた時期がありました。

 

その淺野さんが手がけるダンディゾンのパンも、

吉祥寺近くに住む友人やかおり講師に、よく買ってきてもらって。

 

過去の味の記憶の鮮烈さが忘れられなくて。

 

その淺野さんの元で修行されたと聞いたら、

行かずにはいられない私です。