知らないことを知り、出来ることをする(『Life 生きてゆく』) | 涼夏のまだまだやりたいこといっぱいある。

涼夏のまだまだやりたいこといっぱいある。

まさにタイトルどおり。まだまだやりたいこといっぱいあるんです。まさやんの曲からいただきました!

日記はまさにやってることやりたいことを書いてます。

先週はあいち国際女性映画祭な1週間。
火曜レセプションに参加し、金曜はウィルあいちに。

『Life 生きてゆく』の共催市の上映に先駆けて
笠井千晶監督にご挨拶。
初対面だと言うのに色々お話していただけて
1時間以上話し込みました。

福島の震災後の状況を伝える作品です。
詳しくはFacebookページをご覧ください。


9月9日土曜日は半田市へ。
去年に続いての開催です。



この会場の特色は手話通訳だけでなく
地元の団体「ボイスかえる」さんによる
視聴覚障害者でも映画を楽しめるシーンボイスガイドがあること。
余念がない準備に頭が下がります。

ゲストはこの作品の出演者上野敬幸さん。
作品の中で語っていることだけでなく
上野さんが代表の福興浜団の活動を伺ったり、
生きている私たちに何ができるかを聞きました。
「俺たちのことは忘れてくれていい。」
って上野さんは言われるんですが、
忘れる以前に私たちは知らないんです。
笠井監督は知らないことをこの映画で私たちに伝えてくれました。
そして上野さんは「何でも聞いていいよ。」
と言って辛い経験もちゃんと語ってくださる。

福興浜団のTシャツは活動資金になるそうです。
上映会場でも販売しました。
ネットでも買えるそうです。

上野さん、福興浜団スタッフ、半田市の職員の皆さんと。



9月10日日曜日は蟹江町へ。
蟹江町では初めての開催です。
上映前に笠井監督に同行して町の色々な場所を見せていただきました。
ユネスコの世界文化遺産に登録された須成祭。
全ての祭りが終わるまでに100日かかるのだそう。




尾張温泉や大相撲ロードを通って
町の希望の丘広場と防災施設へ。




津波が来るとすると想定される3メートルよりも高い場所に作られています。
蟹江町は海抜マイナス地区なのでまちづくりも工夫されているんだなと
勉強になりました。

災害時には災害情報が流れる自販機も設置されています。



蟹江町では400名以上の方が来場されました。
蟹江町の職員の方たちが一生懸命宣伝してくださったそうです。
会場では職員の方が福興浜団のTシャツでお出迎え。




笠井監督とのトークショーでは
どんな風に6年密着していたのか
映画では出てこなかった上野さんとの出会いの話や
福興浜団のTシャツのこいのぼりのイラストに込められた思いも伺いました。
時間に限りがあってもっとたくさん伺いたいなあと後ろ髪をひかれつつ。

笠井監督、蟹江町の職員の皆さんと。


あいち国際女性映画祭では女性が製作した作品、
女性にスポットライトが当たった作品が上映されています。
トークでは映画で描かれなかった部分、監督がどういう思いで撮影を
したのかというところが皆様にわかっていただければいいなと
いう思いで司会進行をしています。


少しでも伝わったのであれば幸いです。
ご来場いただいた皆様本当にありがとうございました!