おもての方の夕やけを、見ていた。
 
直撃の太陽晴れが、目に飛び込んで来たダウンビックリマーク
 
目の中に点々と、太陽晴れの残像が見えた。
 
養護施設に暮らしていた子どもの頃。
私の性格が形成された場所での出来事
この本は、世界中で話題になりました。
その時に思ったことは、どこでも一緒のようなことが起きている。
 
 
本が親友だった私は、消灯時間の午後9時になると、本と小さな懐中電灯🔦を持って、薄っぺらい布団の中でみんなの寝静まるのを待っていた。
 
見回り職員さんも、行き過ぎた。
 
私は頭から布団を被り、電池をつけて本を読んだ。
 
そんなにしてまで本を読んだ。
本の世界に入りこむと、自分の住む世界を忘れられた。
 
小さな子どもだった私の、唯一の隠れ家は本の世界だった。
 
ただただ、現実から逃避したかった。
 
なん時間読み続けたかは、まったく記憶になかった。
 
今も思い出せない。
 
さすがに子どもの私は、眠くなってきた。
眠りに落ちようと、懐中電池を消して目を閉じた時、閉じた目に、点々と懐中電灯🔦の黒い残像が現れた。
 
わぁ、私の目が壊れた。
布団の中で隠れて本を読んだからだ。
 
どうしょう。
このまま、目が見えなくなったら。
どうしょう。
本なんか、読まなければよかった。
 
子どもの心に、後悔と恐怖が襲い怖くて、布団をかぶったまま泣いていた。
気がついたら、朝の起床の合図のベルに叩きおこされた。
 
あっ!目が見えている。
安心に溢れて、頭を布団から出して周りをキョロキョロした。
 
普段と何も変わらなかった。
 
一日は、始まった。
 
あのホッとした出来事はが、こんな時に私を過去に引き戻した。
 
誰にも話せないし、話しても相手にされない事を知っていた。
 
そう言う世界だった。
もし今、どこかの子どもが同じ思いをしていたら、私はぎゅうと懐に抱きしめるだろう。
 
いつも、ありがとうございますおねがい
おやすみなさいピンクハート
 
 

右差し新聞記事を発見に初心に帰ろう~筋肉

 

 

        障がい者の旅路

 

 

梅雨のような季節になると、自分の本を読み返すことが多いです。

術後の私の体は、いったいどんな感じだった?

それに対して、どうして戦った?

今さらながら、思い返して後遺症との付き合い方を学ぶのよチョキ

 

 

新刊4巻目配信開始しいたしました左矢印(覗いて目みてね

amazonにリンクしていますベル

因みにもう新刊とは言わないかも。

アップ

アップ

シリーズ4巻目「先生、そんな状態で転院させないで下さい!」 

 

下記書店よりお買い求めいただけますベル

アマゾン 

電子書籍のRenta

RaKutenブックス  

eーbook

その他、各書店からも配信されますベル

どうぞ、よろしくお願い致します

 

ベル良歌の宮・こころの全作品 (最後まで整理できてないひらめき電球

全ての作品はアップこちらからごアップ覧くださいベル 

 

アマゾンでは左矢印ペーパーバック作品になって発売されています。紙の本のほうが、ええ~わって思って下さる方は一度のぞいてみてくださいね

 

読んで下さっている読者様に、感謝いっぱいです。

ありがとうございますお願い

 

ベル人気ブログランキングに参加していますドキドキポチとしてね😘