西暦6970年 日本で流行る曲 | Baby you a song

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You make me wanna roll my windows down,
…and cruise !

100年前・50年前と、過去のことを書いてきましたが、今度は未来の話をしてみようと思います。

さて
きたる2025年には、大阪・関西万博(日本国際博覧会)が開催されますよね。

そこで思い出したのが、1970年に開かれた大阪万博。
この万博を記念して、同年、大阪城本丸跡の地下15mにタイムカプセルが埋められたのをご存じでしょうか。
カプセルが開封されるのは、1970年から5000年後に当たる「西暦6970年」だそうです。


タイム・カプセルEXPO'70

西暦6970年の未来って、一体どんな世界なんでしょう?
ちょっと想像つかないですよね~。
ちなみに6970年(5000年後)ではないんですが、AIが3023年(1000年後)の東京を描いたイラストがありました。

1000年後の東京
AIによる1000年後の東京
(米オンラインメディア「BuzzFeed」より)

今とあんまり変わらない(*´∀`)?
まあ、これが暫定・1000年後の日本として…(笑)

西暦6970年となると、もっともっと世界も人も変わって来そうですよね。
箇条書き風に、大胆予想してみようと思います。


■AIと人間が一体となる

ベタな未来ですが…(笑)

すでにマイクロチップを体内に埋め込んでいる人もいるらしいですよねえ。
パッと手をかざすだけで、駅の改札通ったり、買物の決済も出来るんだとか?

インプランタブル(埋め込み)機器
インプランタブル(埋め込み)機器

そうすると、5000年後なんか、耳や目なんかもデジタルと一体化するんじゃないでしょうか。
耳で聞いた外国語は、すぐに体内の翻訳機にかけられ…
目で見たものは、いつでも映像情報として分析出来る…etc

人工皮膚や臓器も発達すると思うので、行き着く先はこれですね。

Half Human Half Robot
Half Human Half Robot 

もちろん体内にAIも埋め込まれるので「これは自分自身の考えなのか、AIの思考なのか?」と悩む人への精神科医療も盛んになると思います。
人間の思考は間違いが多いので、頭脳から身体まで、全ての機械化を望む人が出てくるかも知れません。


■日本語が理解不能な言語に

わずか100年程度でも、日本語は変化するんじゃないでしょうか。

1900年のパリ万博で録音された、日本人最古の肉声と言われているのがこちら。

 

実業家・人見一太郎(1865年生まれ)の声

 

抑揚つけた朗読なので、どうでしょう。

分かるといえば、分かるような・・・

 

これがさらに1000年前の日本語となると、現代の我々は理解出来るでしょうか?
約1000年前に書かれたイエズス会の文献によると、日本語の現在の「ハ行」は、当時「ファ行」だったそうですね。
(「Nifongo(ニフォンゴ=日本語)」「Foghen Feigi(フォゲン・フェイジ(保元・平治)」など…)
最近の言語学の研究では、「ファ・フィ・フ・フェ・フォ」は、さらに奈良時代以前に遡ると「パ・ピ・プ・ペ・ポ」という発音だったと言われています。

天草版 平家物語
天草版 平家物語

そして5000年前ともなると、もはや縄文の時代。
パラペッタ(腹減った)、ゴパンマダ?(ご飯まだ?)みたいな言葉なのでしょうか?
いやいや、それとも稲作農耕文化が来る前なので、まったく未知の言語だったかも知れませんよね。

三内丸山遺跡
5000年前の生活
(三内丸山遺跡)

では5000年後の日本語はどうなるか?

日本人って、よく言葉を省略しますよねえ。
日常使ってる単語も、省略語である事が多いです。

・食パン(主食用パン) 
・切手(切符手形)
・電車(電動客車) 
・軍手(軍用手袋)

ネット普及以降は・・・

・乙(お疲れ様)
・垢(アカウント)
・り(了解)
・つべ(ユーチューブ)

などなど…

こう考えると、5000年後の日本語って、まったく得体の知れない言語になってるんじゃないでしょうか。
「腹減った」「ご飯まだ?」の例で言うと、「ペコ」「マ?」になっていると予想します。
(セイコーマートみたいだけど(笑))


■征夷大将軍の時代になる

日本人は勤勉で、周りの人に合わせるという国民性があるんじゃないでしょうか。
あるいは「選択」「引用」は得意ですけど、「自己表現」「自己責任」が苦手という特徴があるように思います。

テクノロジーの進化により、この傾向はさらに強まるものと予想します。
「仕組みは分からないが、選択肢はどんどん増える」
「自己責任で行動はしたくない」
「大きな安心に身をゆだねて、地道にマイペースで暮らしたい」

そんな未来の日本人に割としっくりくる国体は、征夷大将軍の治世かと想像します。
お上には「恐れ入り奉りまする」とか言って、あとは好きに暮らすようなライフスタイルでしょうか。

では、誰が征夷大将軍となるか?

現在でさえ政権は大企業の調整役っぽいところがあります。
ならば政治は企業に全て任せとけ、という考えになっても不自然ではないでしょう。

ズバリ軍需産業と結びついた大企業が、征夷大将軍として幕府を開くものと予想します。
(三井幕府、三菱幕府など・・・)

三井の紋所
この三井の紋所が目に入らぬか~
(なんか、嫌~な未来(o´д`o))

将軍の服装なんかも、おそらく復古主義で、鎌倉~江戸時代を模したものになるかと思います。
もちろん将軍もAI人間ですので、イメージとしてはこんな感じでしょう。

AI三井将軍(平時)
AI三井将軍(平時)

AI三井将軍(内紛・戦争時)
AI三井将軍(内紛・戦争時)

今後の成長次第では「ユニクロ幕府」「メルカリ幕府」「ニトリ幕府」等も考えられるでしょう。


■西暦6970年のヒット曲

ま、テキトーな事を書いて来ましたが(笑)、6970年に流行る歌だけは自信があります!

5000年前に埋められたタイムカプセルが開かれる年ですよ。
三波春夫の「世界の国からこんにちは」に決まってるじゃないですか(笑)。

戦後すぐの記録映像には「リンゴの唄」がBGMになるように、1970年の万博の映像には必ず「世界の国からこんにちは」が流れますよね。
日本の歴史が続く限り、この記録映像+BGMは、遥か未来まで受け継がれてゆくと考えます。

 

あの5000年前の日本が蘇る!

未来人にとって、こんな壮大なロマンはないでしょう。

ならば
歌うのはもちろん「AI三波春夫」。

 

…と思ったら、これ、すでに存在してたのですね。


ハルオロイド・ミナミ
ハルオロイド・ミナミ
(音声合成アーティスト)

 

こんにちは~

こんにちは~

でも、果たして6970年の日本人は、歌詞の「言葉」を理解できるでしょうか?

 

 

じゃ

6970年のみなさん

乙(笑)!