2010年代 洋楽ベストアルバムはこれだった! | Baby you a song

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 全国「名盤ファン」のみなさん、またまたコンニチワ ( *• ̀ω•́ )b

 

 昨年末、ローリングストーン誌が遂に2010年代のベストアルバムを発表しましたね。

(2010~2019年、10年間を通してのランキング)
2010年代の名盤については当ブログでも再三予想してきましたが、ローリングストーン誌が選んだのは割と意表を突いた作品っΣ(`□´/)/

 

 では、さっそく、みなさんと見ていきましょう♪
(出典:Rolling Stone's Best Albums of the 2010s

1位
「レモネード」/ビヨンセ
「レモネード」/ビヨンセ
(「Lemonade」/Beyoncé)

2016年作品

 ローリングストーン誌は、これを1位に選びましたか~!
ビヨンセの通算6枚目となるスタジオアルバム。
基本R&Bなんですけど、レゲエ、ブルース、ロック、カントリー、ゴスペル等、さまざまな要素がある一枚です。
歌詞の内容は、夫Jay-Zの不貞への告発、黒人社会の現状などをテーマとしていて、プライベートかつ社会性のあるもの…。
 こういう赤裸々でメッセージ性のある作品って、音楽メディアの評価は高くなるようですねえ。


2位
「25」/アデル
「25」/アデル
(「25」/Adele) 

2015年作品

 ビヨンセがアメリカの横綱としたら、アデルはイギリスの横綱って感じでしょうか。
なんといっても、あのビートルズと同じMBE勲章(大英帝国勲章)受章アーティストですからね~。
(あ、エド・シーランも受章してますけど、こちらは張出横綱?)
この作品もR&Bを基調として、ポップ、ソウルのテイストを盛り込んだバラエティーあるアルバムです。
 「21」(2011年作品)ではなく、「25」を選んだのは、ちょっと意外でしたが…。


3位
「ソングス・オブ・イノセンス」/U2
「ソングス・オブ・イノセンス」/U2
(「Songs of Innocence」/U2)

2014年作品


 オリンピックでいうなら、2010年代の名盤表彰台は、金(ビヨンセ)・銀(アデル)・銅(U2)という結果になりました!
このU2は、まあまあ予想できましたかね?
パーソナルな事柄から、社会問題を扱ったナンバーなど、これまたメッセージ性のあるコンセプトアルバムです。
 U2って各年代のベストアルバムには必ず選ばれるし、日本人が思ってる以上に世界で高い評価があるバンドじゃないでしょうか。


では、以下10位までは、サラっと見ていきましょう。

4位
「ザ・ユニオン」/エルトン・ジョン&レオン・ラッセル
「ザ・ユニオン」/エルトン・ジョン&レオン・ラッセル
(「The Union」/Elton John & Leon Russell) 

 

2010年作品。これが4位とは、まったく意表を突かれました!

 

 

5位
「レッキング・ボール」/ブルース・スプリングスティーン
「レッキング・ボール」/ブルース・スプリングスティーン
(「Wrecking Ball」/Bruce Springsteen)

 

これは順当ですかね。2012年RS誌が選んだNo.1作品です。

 

 

6位
「テンペスト」/ボブ・ディラン
「テンペスト」/ボブ・ディラン
(「Tempest」/Bob Dylan)

 

これも2012年作品。RS誌はこの年、4位の評価でしたが…。

 

 

7位
「ロート・ア・ソング・フォー・エブリワン」/ジョン・フォガティ
「ロート・ア・ソング・フォー・エブリワン」/ジョン・フォガティ
(「Wrote a Song For Everyone」/John Fogerty)

 

2013年作品。え、ジョン・フォガティ? CCRですか。。。

 

 

8位
「マイ・ビューティフル・ダーク・ツイステッド・ファンタジー」/カニエ・ウェスト
「マイ・ビューティフル・ダーク・ツイステッド・ファンタジー」/カニエ・ウェスト
(「My Beautiful Dark Twisted Fantasy」/Kanye West)

 

2010年作品。このアルバムの場合、逆に評価が低すぎるような?

 

 

9位
「ワイルドカード」/ミランダ・ランバート
「ワイルドカード」/ミランダ・ランバート
(「Wildcard」/Miranda Lambert)

 

2014年作品。これも意外。カントリーも入れとけって感じ?

 

 

10位
「ゴースティーン」/ニック・ケイヴ&バッド・シーズ
「ゴースティーン」/ニック・ケイヴ&バッド・シーズ
(「Ghosteen」/Nick Cave & The Bad Seeds)


2019年。RS誌は19年のベスト10にも選んでませんが…。

 

 

 いかがだったでしょうか?


 まず注目したいのは、2010年代のベストアルバムなのに2000年以降デビューのアーティストは、アデル(2006年~)と、ミランダ・ランバート(2003年~)だけなんですよね。
新しいアーティストが評価されなかったのは、ちょっと残念な印象を受けました。
(この傾向は、ローリングストーン誌の特徴でもあるような・・・)

 もうひとつ!
前回「2010年代…ロックは完全に死んだ」などと結論付けてしまいましたが…
ROLLING STONE誌が選ぶ(はずの)2010年代名盤
間違っておりました;;

深~~くお詫びして、訂正させていただきます...人( ̄ω ̄;)

 U2、エルトン・ジョン&レオン・ラッセル、ブルース・スプリングスティーン、ボブ・ディラン、ジョン・フォガティ、ニック・ケイヴまでをロックとしますと、実にベスト10アルバム中、ロックアルバムは過半数の6作品!

ロックは延命治療を受け、後期高齢者となり、生き延びていたのでありました~(;・∀・)b