2019年洋楽ベストアルバム(ランキング) | Baby you a song

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You make me wanna roll my windows down,
…and cruise !

2019年のMy洋楽ベストアルバムをまとめてみます。(ランキング形式)
いろいろ聴きましたが、2019年の自分が選んだ「洋楽アルバムベスト5」を…。

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5.『ホワッツ・マイ・ネーム』/リンゴ・スター
(What's My Name/Ringo Starr)
『ホワッツ・マイ・ネーム』/リンゴ・スター
1.Gotta Get Up to Get Down
2.It's Not Love That You Want
3.Grow Old with Me 
4.Magic
5.Money (That's What I Want)
6.Better Days
7.Life Is Good
8.Thank God for Music
9.Send Love Spread Peace 
10.What's My Name  


リンゴですよ~
あのビートルズのリンゴ・スターのニュー・アルバムですよ~

1940年7月7日生まれのリンゴは現在79歳になりますが、今年は来日したりとか、新作なんかもリリースしちゃって・・・
もう、2019年に彼の歌声を聴けるってだけでも感動ですっ!!!

肝心のアルバムの内容ですが、実にこちらも素晴らしい(>▽<)b
全編ポップ&ロッケンロールのゴッキゲンなサウンドじゃありませんか~!
ファースト・シングルの「What's My Name」なんて、ストーンズの新曲かと思っちゃいました。

その中でも、やはり特筆はジョン・レノンのナンバー「Grow Old with Me」(アルバム『ミルク・アンド・ハニー』収録)でしょうか。
このレノンの曲に、ポール・マッカートニーがベース&コーラスで参加、プロデューサーのジョー・ダグラスはさらにジョージ・ハリスンの「Here Comes The Sun」のメロディを挿入しています。
うわぁぁ、ザ・ビートルズが2019年にして再結成だぁ・゚・(ノ∀`)・゚・。

 

What's My Name


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4.『キャント・セイ・アイ・エイント・カントリー』/フロリダ・ジョージア・ライン
(Can't Say I Ain't Country/Florida Georgia Line)
『キャント・セイ・アイ・エイント・カントリー』/フロリダ・ジョージア・ライン
1.Tyler Got Him a Tesla (skit)
2.Can't Say I Ain't Country    
3.Simple
4.Talk You Out of It
5.All Gas No Brakes(skit)
6.Speed of Love    
7.Women  
8.People Are Different
9.Told You    
10.Sack'a Puppies(skit)
11.Y'all Boys  
12.Small Town
13.Sittin' Pretty    
14.Catfish Nuggets(skit)
15.Can't Hide Red  
16.Colorado
17.Like You Never Had It    
18.Swerve    
19.Blessings


カントリーミュージックの新旗手でありながら、ラップやエレクトリックを取り入れ、時にカントリー扱いされないフロリダ・ジョージア・ライン・・・

このぶっ壊れた田舎小屋みたいなジャケットは、明らかにそんな扱いへのパロディーと思われますねえ。
つまり彼等のことを「カントリーじゃない」という連中に対して「このジャケット見てみろ、どうだ、思いっきりカントリーだろ」、と(笑)。

まあ、何でもネタにしちゃって、勝手に楽しんじゃうフロリダ・ジョージア・ライン( ̄ー ̄)b
このアルバムは全編を通じて、そんな彼等の「カタいこと言わずに、楽しんでいこうぜ」というスタンスを思いっきり感じることが出来る作品です。
4枚目のスタジオアルバムにして、彼等の最高傑作じゃないでしょうか♪

今こうやって文章を書いてても・・・
「面倒な記事書いてないで、フロリダ・ジョージア・ライン聴こうぜ」みたいな気分になって来ちゃいます。
いやいや、まいったな、こりゃ(*´∀`*)

 

Women


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3.『ヘッド・アバーヴ・ウォーター』/アヴリル・ラヴィーン
(Head Above Water/Avril Lavigne)
『ヘッド・アバーヴ・ウォーター』/アヴリル・ラヴィーン
1.Head Above Water
2.Birdie
3.I Fell in Love with the Devil
4.Tell Me It's Over
5.Dumb Blonde
6.It Was in Me
7.Souvenir
8.Crush
9.Goddess
10.Bigger Wow
11.Love Me Insane
12.Warrior


実はこれから挙げる3~1位のアルバムに、順位はないです。
自分の中では全部が1位なんだけど、単純に記事を書いてる順番ってことで…(^ー^;)

さてさて、生死の病を乗り越えたアヴリルの一曲入魂的大傑作作品!
アヴリル自身このアルバムを「Emotional Journey(感情の遍歴)」と表現していますが、ロックが自分の感情をストレートに現すものだとしたら、このアルバムこそ、まさにロックアルバムそのものと言えるんじゃないしょうか。

サウンド的には「ガールフレンド」「ハローキティ」といったポップ路線を離れ、ファーストアルバムに戻ったようなオルタナっぽい手触りですね。
「売ろう」なんて下心はなく、自分の「やむにやまれぬ感情」が作り出した作品といいますか。

アメリカではアヴリル全作品の中で最も売れなかったアルバムだそうですけれど・・・
へええ、それこそロック・アルバムの証明だっ!

 

Dumb Blonde


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2.『ガール』/マレン・モリス
(Girl/Maren Morris) 
『ガール』/マレン・モリス
1.Girl 
2.The Feels
3.All My Favorite People
4.A Song for Everything
5.Common
6.Flavor
7.Make Out with Me
8.Gold Love
9.Great Ones
10.RSVP
11.To Hell & Back
12.The Bones 
13.Good Woman
14.Shade


前作『ヒーロー(Hero)』があまりに素晴らしかったので、これを越えるアルバムはもう無いと思ってたんですが、スカ~ッと痛快に裏切ってくれました!
マレン・モリスは、前作以降ヴィンス・ギル、ナイル・ホーラン、ゼッド、シェリル・クロウなんかとコラボしていますけど、こういう経験が、あるいは彼女の音楽的幅を広げたんじゃないでしょうか。

マレンは現在、ハイウィメンというスーパーグループでも活動していますが、その姿勢は既存のカントリーミュージックを越えたアウトロー路線。
カントリーの枠に留まりながらも、常に新しいサウンドを目指しているマレンへの注目度は、今年のイギリス、ドイツ、オランダ、スイスといったヨーロッパ公演が大成功だったことでも証明されていると思います。

気が早いですが、サードアルバムにも期待しちゃいますよ、これ!

 

Girl


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1.『スレッズ』/シェリル・クロウ 
(Threads/Sheryl Crow)
『スレッズ』/シェリル・クロウ
1.Prove You Wrong
2.Live Wire
3.Tell Me When It's Over
4.Story of Everything
5.Beware of Darkness
6.Redemption Day
7.Cross Creek Road
8.Everything Is Broken
9.The Worst
10.Lonely Alone
11.Border Lord
12.Still the Good Old Days
13.Wouldn't Want to Be Like You
14.Don't
15.Nobody's Perfect
16.Flying Blind
17.For the Sake of Love


わぁぁ、音楽にワクワクする感覚って、本当に久し振り~(>▽<)b
ハッピーなロックンロールからブギ、ファンク、カントリー、泣かせのバラードまで…、
こういうアンプからガーンと出すような音って、最近のヒットチャートになかったんですよねえ。
パソコンからピコーンと出す音はあるけれど…(笑)

ゲストにはキース・リチャーズ、エリック・クラプトン、スティング、ニール・ヤングなどなど!
全14曲中、カバーは4曲(ジョージ・ハリスン、ローリング・ストーンズ、ボブ・ディラン、クリス・クリストファーソン)。
1曲1曲にシェリル・クロウの音楽へのリスペクト、愛情がふんだんにつまっています。
ジョージ・ハリスンの「Beware of Darkness」って、こんなに良い曲だったっけ…(ノ∀;`)

で、シェリル・クロウ曰く「これが最後のアルバムになるかもしれない」とな!?!?
世界中のロックファンが、そんなの認めませ~んっっ(`・Д・´)ノ

 

Prove You Wrong


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OTHERS


「The Seduction of Kansas」、「Lover」、「Immunity」


 今年はRockでは、Bruce Springsteenの「Western Stars」やVampire Weekendの「Father of the Bride」、はたまたThe Whoの「Who」、Popでは、Ariana Grandeの「thank u, next」、Billie Eilishの「When We All Fall Asleep, Where Do We Go?」、Lizzoの「Cuz I Love You」など話題作が次々と発表されましたけど、
 自分的には、RockではPriestsの「The Seduction of Kansas」、PopではTaylor Swiftの「Lover」、Clairoの「Immunity」等が今年心に残るアルバムでした。
 では、みなさん、よいお年を~!