アレクサンドラ・スタン 『マミ』レビュー | Baby you a song

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You make me wanna roll my windows down,
…and cruise !

 2018年リリースの洋楽アルバムは結構聴いたので、暇を見つけてレビューしたいんですが、とりあえず今年の夏に一番聴いたな~と思うアルバムを!

 

アレクサンドラ・スタンの『マミ(Mami)』です(^ー^* )b

 

アレクサンドラスタン
アレクサンドラ・スタン(Alexandra Stan)
1989年6月10日生まれ(29歳)
出身/ルーマニア
身長/168cm
職業/歌手、ソングライター
ジャンル/ポッブ、EDM、ハウス

 


 まずアレクサンドラ・スタンっていう名前がいいじゃないですか。
なんだか強そう!
 アレクサンドラはどこかの国王みたいだし、スタンなんて、スタンガンみたい…(* ̄▽ ̄*)

 

 さらに彼女のキャッチフレーズは“小悪魔ビート・プリンセス”なるものらしいですが…
こここ、小悪魔~~(*゚∀゚)=3 ハァハァ(笑)

 

 さて、アレクサンドラ・スタンの4枚目のスタジオアルバム『マミ』は、今年(2018年)の4月25日にリリースされました。

(前作『アレスタ(Alesta)』より約2年振り)

 

『マミ』/アレクサンドラ・スタン
Mami/Alexandra Stan

アレクサンドラスタン
1. Mami
2. Boy Oh Boy
3. India (featuring Kent Archie)
4. Round & Round
5. Whine It Up (featuring Jenn Morel)
6. Ou La La
7. Thinking About You (featuring Suark)
8. You Used to Know  
9. Rablaton
10. Noi doi
11. Favorite Game

 

 アルバムは全編アメリカのロサンゼルスで録音されており、西海岸のカラっとした気候を感じる、まさに夏っぽい作品ですね♪
(ミキシング、マスタリングに関してはニューヨーク)

 

ルーマニアの国民的歌手とも呼ばれる彼女ですが、アルバムからは
『Mami』『Boy Oh Boy』『Noi doi』の3曲がシングルとなっていて
『Mami』は英語、フランス語、スペイン語の3言語、
『Noi doi』はすべてがルーマニア語のナンバーとなっています。

 

 このように言語的な幅も広いですけど、アルバム全体のサウンドも、ラテン・ミュージックを中心に、ポップ、レゲエからバルカン音楽までというまさにワールドワイドなテイストです。

 

 中でもアメリカのラッパー、ケント・アーチーをfeatした3曲目『インディア(India)』は、かなりユニークなナンバー。

 

India/Alexandra Stan


『インディア』/アレクサンドラ・スタン

 

 ボヨーンって空気抜けたような打楽器(インドの楽器?)が印象的ですけど、クレジットを見るとこの曲はライオン・キングに影響を受けたんだそうな…。
そこにラップも加わって、インドなのかアフリカなのかアメリカなのかっ(笑)。

 

 さらに面白いのは、そんなWorld Wideな彼女が日本で断トツ人気があることです。
日本ではファッションやルックスという面で語られることが多いようですが、アルバムの売り上げも日本だけが飛び抜けているんですね。
(もうビッグインジャパンと言っちゃっていいアーティストかも?)

 

アレクサンドラスタン

 

 実際今回のアルバム・タイトル『マミ(Mami)』も、日本のファンの「マミちゃん」から名付けたという話さえあるそうですが(^ー^;)
だから、まあどうって事じゃなくて、楽しけりゃ~いいのですよ(笑)。

 

彼女もインタビューで発言していましたが、
「私のいちばんのゴールは、自分の音楽を聴いてハッピーになってもらうこと」
『マミ(Mami)』は、もう理屈抜きに、そんなハッピーが集まった一枚です♪

 

 ちなみに、アレクサンドラ・スタンは今年10月10日に日本独占でベスト・アルバム『THE BEST』をリリースしました。
彼女に興味持った方は、ぜひここから聴くのもオススメですよ~(^ー^* )b