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なんだかんだ。

映画や感じたことなど。
残していきます。
いまんとこ大学生。

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今年もクリスマスが来ましたね。
ということで、彼氏彼女とこの映画でも観ればいいんじゃないですかね(´_ゝ`)


アバウト・タイム~愛おしい時間について~


※まず本気でクリスマスに観ようとしている人に注意
リアルにド下ネタがあります。
セ○○ス描写とかではなく、リアルに下ネタがあるので、日が浅いカップルは要注意。






以下はネタバレを気にせず書くので観ていない人は鑑賞後にお戻りください。
人気作品だし観たらいいと思うよ。





まず個人的な感想を。

正直あんまり好きな映画ではない。

この映画が好きな人はごめんなさい。
とりあえず良かった点から挙げます。

一番良かったのは、危うさ加減といい顔といいクリスティーナ・リッチ似の妹でしょ。

↓クリスティーナ・リッチはこの人

(映画「ブラック・スネーク・モーン」より。ちなみに個人的には「アバウトタイム」より「ブラック・スネーク・モーン」の方が圧倒的におすすめ。※注:これから観る人は絶対に一人で観ましょう。)

あの妹が幸せになって良かった。まさか幸せになるとは思えなかったから。

あと最初に述べた下ネタね。
オ○○○○○○スで笑いを取ってくる映画だとは思わなかった。
こんなど下ネタを放り込んでくる映画が大人気なんだから、今の世の中も捨てたもんじゃないよね。

あとはお父さんとの時間の過ごし方もほっこりできて良かったかな。


それじゃあ良かった点はこれぐらいにして、嫌だった点を。
この映画がそんなに好きになれなかったのは「結論が予想通り過ぎる」これに尽きる。

この映画、開始10分ぐらいでタイムトラベルものってことが明らかになるんだけど、そこで想像する結論と一寸違わぬものなんだよね。これが残念すぎた。「2時間かけてそれ...?」ってなりましたすいません。

だって普通「これはタイムトラベルもののドラマだ!」って言われたら

「今を生きようや!」

っていう結論になることを想像してしまうよ。
なぜそうなるのかということを考えるには、逆から考えるとわかりやすい。
つまりラストで「タイムトラベル最高ーーーー!」ってなるドラマ映画があると思いますか?ってこと。コメディならありそうだけどね。
そんな現実にない現象を肯定した上で良いことを言う映画が、説得力があって共感を呼ぶメッセージを伝える映画になると思いますか?ってこと。タイムトラベルを肯定して良いこと言われても「はっ?」ってなりませんかね。

それじゃあタイムトラベル系のドラマ映画がどのような結論になると想像できるのかというと、上で言ったような「タイムトラベルなんてろくなことがないよね→今を精一杯生きよう!(過去に戻れないからこそ今が素晴らしいんだ!)的なところなんだよね。
特にこんな風に、タイムトラベルを使って何かいいことを言おうとしてるドラマ重視の映画は。

今までタイムトラベルものも色々観てるけど、こんなありきたりなメッセージを伝えるためだけにタイムトラベルを使った映画は意外と無かったような気がする。
どちらかというとサスペンス要素が強くなったりするのがタイムトラベルもの。
例えば「ミッション8ミニッツ」とか「バタフライエフェクト」とか「時をかける少女」(アニメ)とか「ルーパー」とか。

同じようにタイムトラベルを使って同じようなメッセージを伝えている映画としては「13 ラブ 30 サーティンラブサーティ」が挙げられるのかな。

ただこの「アバウト・タイム~愛おしい時間について」が「13 ラブ 30 サーティーンラブサーティ」と大きく違うのは、無制限・無代償でタイムトラベルができるということ。
若干代償っぽいことはあるんだけど、あれもすぐ解消されて、特に大きな苦悩になったりすることも無いんだよね。ただの都合のいい能力なわけ。あそこで赤ちゃんが絶対にもとに戻らなくて、めちゃくちゃ悩むって方向の方が個人的には好みかな。というかこの映画の論理だと、いくら同じ道を辿っても、同じ赤ちゃんにならなくないか?
こんな感じで、ドラマ系の映画+無制限・無代償タイムトラベルということで、他のタイムトラベルもののような

・過去に行った選択が現代ではこんなことに
・タイムトラベルをフルに使ったサスペンス
・タイムトラベルすることによって取り返しのつかないことに...
・現代の人が過去に行ったら?(逆もまたしかり)

みたいな楽しみ方はできない。
そんなタイムトラベル特有の楽しみ方ができない上に、ありきたりな結論を提示するのはどうなの?ってなったということ。

まとめるとね

タイムトラベルができるという要素を話としての面白さにそんなに活かすこともなく、結論もめちゃくちゃ普通。
逆に言えば、タイムトラベルできるという設定を使ってめちゃくちゃ普通のことが言いたかっただけ?

てのがこの映画に対しての個人的な感想。
正直、ラストで息子がお父さんより悟った的なこと言ってるけど、お父さんの方が悟ってる気がする。
まぁこの「お父さんの悟り」の部分で終わられると、上で言ったように「はっ?」ってなってたと思うけど。
現実には存在しないタイムトラベルありきの結論だからね。


むちゃくちゃ言っている気がするので少しフォローを。
この映画、確かに色々考えさせられる映画ではある。

例えば、もしタイムトラベルができて、自分が間違ったと思うたびに修正して、選択肢の中から完璧な選択をして、完璧な人生を作ったとして、死ぬ時にそれは本当に幸せだと思えるのかな。とか。
想像したらめんどくさいだけの人生になりそうだなって思った。実際この映画の最初の方は、恋愛シュミレーションゲームみたいになってて、いちいちあんなことしてたら人生すごいめんどくさくなりそうだよね。
失敗とか失ったものとか取り返せないから良くて、だからこそ幸せの部分が際立って、紆余曲折全部ひっくるめて死ぬ時に「最高な人生」って言えるんじゃないかな。とは思う。
だから全部やり直す事ができるタイムトラベルの能力ってむしろ不幸な気がした。選択肢が増えすぎちゃうから。
実際心理学の実験か何かで、人間は選択肢が増えれば増えるほど幸福度が減少するっていうのは言われてる。
この映画にこんな考察は御門違いかもしれないけど。

あと、すごいメタっぽい映画にも観れる。
映画だってDVDやらBDで観れば何度でも巻き戻せるわけだから。

ならば結論は
「映画は巻き戻しなどは一切無しの、1回しか観られない気持ちで観るのが1番いいのです」
なのか。
というあらぬ期待を抱いてみる。

まぁ違うだろうな(´_ゝ`)