『こっぴどい猫』
本作の予告編は下の画像をクリック。
先に言いたい。
今まで見た邦画で一番好きかもしんない。
※今回、ネタバレは特に無いけど、個人的な感想が繰り広げられるので、まっさらな気持ちで観たい人は、本作鑑賞後にお戻りください。
ただこの作品、なかなかレンタル店にはないと思うので、観たくても観れないかも...
とにかく傑作だった。
もう一度言おう。
今まで観た邦画の中で一番好きかもしんない。
こういう皮肉の利いたというか、人間臭い映画が好きだな。
観た感じ連想したのは『アメリカン・ビューティー』。
(以下、画像をクリックで『アメリカン・ビューティー』の予告編。)
『アメリカン・ビューティー』の監督、サム・メンデスといえば007シリーズの最新作の『007 スペクター』や傑作『007 スカイフォール』の監督。
テーマとかは違うと思うんだけど、ラストの怒涛の種明かしとか、ちょくちょく設定が被ってるところがあったからこれを思い出したのでした。
『こっぴどい猫』がお近くのレンタル店に無い人は、この『アメリカン・ビューティー』を観て、「これをモト冬樹でやったのが『こっぴどい猫』か~~(´▽`)」と納得していただければ幸いです。
『こっぴどい猫』は、小さい世界で何かしらがめちゃくちゃに絡み合ってる人々の様子を
金魚鉢を眺めてるみたいな気持ちになる。正直登場人物が少なく、めちゃくちゃに絡み合うので、映画内の世界の小ささには若干うんざりする程だけど、そんな不満はラストで驚愕&爆笑とともに吹っ飛ぶ。
むず痒いものをずーーーーっと見せられてると思ったら、衝撃&
とにかくずーーーっとむず痒いんだこの映画が。
恥ずかしすぎて「もうやめてーーーーー」ってなるやつです。
これが楽しいんだけどね。
そしてモト冬樹が炸裂。
紛れもなくモト冬樹生誕60年記念映画。
この監督メタ構造が相当好きらしい。
グロくもエロくも汚くも無いのに目を背けずにはいられない。
とにかく観てる間中永遠にむず痒いんですね。
話は変わって、この映画の名ゼリフは
「キスしてよ。」
とにかくこんなに見苦しい「キスしてよ。」は聞いたことがない。
とにかくひどい。
たかしとたかしの彼女と小夜の三つ巴シーンでの「
一応言っとくと、褒めてます。
そしてラストのモト冬樹の「キスしてよ。」。
これもとにかくひどい。
ただ1つ理解が微妙だったのは、ラストのモト冬樹のキス。
とにかくほんと楽しい映画で、日本映画界の力を目の当たりにした感じ。
最後にモト冬樹演じる高田が書いた小説の一節を抜き出して一言。
友情とか、家族とか。
生活とか、夢とか。
社会とか、身分とか。
そういう類のものは「好き」という気持ちの前では無力だ。
そういうことだよね。
ちょっとぐらい理解を示してあげても良いと思うんだよね。


