⚠️警告⚠️
本記事ではシャニアニに関するネタバレしかありません。
全体的にネガな感想多めです。
筆者はシャニエンジョイ勢です。
個人の主観含みです。
下に行けば行くほど僕の口が悪くなります。
他アニメを引き合いや喩え話に用いてしまう場合があります。
これらが許容できる方のみ閲覧してください。
どうもりょうぴーです。
今回は『アイドルマスター シャイニーカラーズ』先行上映3幕分の感想…もとい酷評をしていこうと思います。
ちなみに筆者はシャニマス歴はそこまで長くはなく、ガチ勢や有識者と呼ばれるような部類ではけしてありませんのでご了承ください。シャニの全てを知った気になって批判しているという訳では無いことをご理解いただければ幸いです。ちなみに筆者の担当(他のアイドル系コンテンツ界隈で言う推し)は黛冬優子です。冬優子のネットミーム関連でシャニに本格的に触れるようになりましたが今はミーム関係なく冬優子が好きです。その他担当は灯織、恋鐘、三峰、果穂、智代子、甘奈、甜花、透。もちろん283プロのアイドル自体一定以上に好きです(円香、にちか、ルカは好きになるまでに時間がかかったのは内緒、三峰事件?知らないなぁ)。
さっそくこのアニメの感想を語ろうと思いますが、最初に結論から言わせて貰いますとこのアニメは、
死ぬほどつまらない。予想を余裕で下回るくらいに酷かった。
これに尽きます。
このアニメに対してはもとよりCGの質感の悪さに危惧しており、一抹の不安は感じていました。ただ放送までに改善されるだろうとは思っており、まだPV時点では見逃していました。他にも最初期4ユニットしか出ないことにも、1クール構成であることにも不満が無いわけではありませんでしたが、無理ない範囲でやるとしたら無難なラインだろうと自分に言い聞かせて納得してました。結局はアニメの出来次第だから…と何とか飲み込もうともしました。まぁ蓋を開けてみれば中身はそれ以上に酷かった訳ですが…
全体的な感想
何だこれは…(アナルアサシン)
最初に、全体的にどうだったのかと言われますと、壊滅的なレベルで悩ましい出来でした。勿論、全部が全部通して酷い!と言われたらそんなことはありません(後述の通り擁護できる部分はある)が、俯瞰してみるとあらゆる場面でボロボロだったな…と、そう確信しました。
物語、CG、劇伴、キャラの見せ方。全てにおいて酷いと言わざるを得ない。声優陣の頑張りがアニメの出来の致命的な悪さに殺されてる。最初のうちはあとあとどれも良くなるだろうと楽観視していましたが…2幕でメンタルをやられ3幕で完全に希望が潰えたように感じました。
何が酷かったのか、主に上にあげた4点を軸に語ろうと思います。
もう遅いかもしれませんが、念の為にもう一度警告します。このアニメが好きな方は今すぐブラウザバックを推奨します。
1.CG、演出について
言っちゃ悪いけどこれ、PS3,Wii全盛期手前かな?(辛辣)
悪い意味で令和のアニメとは思えない。質感があまりにも前時代すぎる。流石に本編の動きはまだ多少マシになってたとはいえ…やはり本編のCGはカクカクでしたね。バンドリでCGアニメの耐性は普通についてますし、先のミリアニのCGについても普通に受け入れられて尚且つなかなか出来が良いとは思いました。
で、シャニアニのCGは出来が良かったかと言うと…残念なことにお世辞にもいいとは言えませんでした。アイドルのビジュアルについては普通に良かったと思いますし、文句はありませんが、時折顔がのっぺりしていた所や表情の硬さがどうも気になりましたね。他は、モブの顔が不自然なくらい手抜きのような風貌だった、特に3話のモブ姉弟、子供なのに可愛げもクソもないビジュアルで思わず失笑しましたね。(それなのにこの変なモブに時間さくのはホントさぁ…)力を入れるような所ではないというのは分かってても、じゃあモブの出番増やすな、どうしてもモブにも少しスポット当てるならマシなビジュアルにしましょうよ…シャニP(以降、役者の夏目響平さんに合わせて夏目Pと称する)もモブ顔で個性ないし、デコ無駄に広くて髪の毛カツラみたいでビジュアル悪いし…ゲームの方のシャニP完全に一致させる必要は無いにしてもシャニPってこんなんだっけ?って感じがしましたね。(自分の小説サイトではゲームと重ねないようにギャグキャラでフランクな感じで書いているけど)
ライブシーンの演出も動きが若干処理落ちしかかっており、手放しに褒められるクオリティとは言いきれないものではありました。激しい動きのところは、特に動きがガビガビになっており、クオリティがなんとも言い難い出来だと感じました。終盤のライブもダンスや曲がぶつ切りになっている箇所が多く、MV演出も『ダイナミックコード』を彷彿とさせるくどさで「もうそれ見た」のオンパレードでした。とはいえ、全話低調という訳ではなく、2話のアンティーカの「バベルシティ・グレイス」のMVは、演出やロケーションのおかげか心做しかクオリティが高く感じました。(ダンスじゃなくて演出のおかげ?じゃかあしい)
次に、演出に関してですが…
くどい!(AOK)
いやもう誇張抜きでくどいんですよこれが…同じアニメで似たような演出と構図をひたすら繰り返す。しつこい。何度も見てんだよこっちは。予算ねぇしやる気もねぇからなのかは知らないけど同じ構図をしつこく使い回してんじゃねぇよ。明らかに手を抜いてるとしか思えませんね。
本編で見られたしつこい演出の一例を教えると、このような通りになります。
・謎の間
話が切り上げられては無言やBGM流しが続くパートが無駄に多かったと思います。セリフ量を節約して無言部分、ゆったり会話を多くして尺を稼ごうというのでしょうか…?いちいち間に無言になる部分挟んで何か意味があるんですかね…無駄な尺あまりどうにかしなかったのか。
・顔のアップ→無言、何が気づく、喋る
本編の半分は大体この構図だった気がします。1人で何か考えて気づく時も、誰かと話す時も顔をアップしては間を開けてその後何か話す、これを終始繰り返していたように思えました。2幕まではユニット間の範囲で収まってました(その時点でもアニメとしては構図が手抜きだしくどかった)が、3幕ではついに16人アップ→無言で露骨に尺稼ぎしていました。アニメ界の前衛芸術、「ダイナミックコード」でも意識してるのか?
・ユニットが一列立ち斜め座り、何か喋る
イルミネーションスターズ3人が1列に並んだり囲むように座って何か喋る構図が物語後半で連続していた気がします。アンティーカ、アルストロメリア、放課後クライマックスガールズも似たような構図で喋ってるだけ…というかユニット回の当番以外のユニットはみんな似た構図で似たようなお喋りを繰り返してたような気がします…会話の内容も特に進展のない(イルミネと放クラはある程度本編の当番回に関与しているが)内容ばかりで、やる必要性がないんじゃないのかと思いますね…
・羽根→クソダサフォント
手を抜いて作ったパワポかな?味気なさすぎて物凄くダサい。あれで堂々と神演出だろ?とイキってるのが目に見える。あれ見たらスパスタ1期8話の方がまだいい演出だと思えますね。
自分がパッと思いつくのはこのくらいでしょうか?にしても、このアニメは演出での見せ方がいちいち単調でくどい。見ていて飽きが来るんですよね…なのにも関わらず冒険した感は無駄に感じます。アニメ版チェンソーマンみたいな意識高い系の制作スタッフが考えたのかな?でもこの手の演出は大体アニメと相性が悪い気がします…
2.劇伴について
ピアノばっかじゃねぇかよお前ん家ぃ!(ヒゲクマ)
劇伴全部ピアノじゃん。バカじゃねぇの?楽しくても悲しくてもピアノの湿っぽい曲流すてどんなズレた音楽センスしたら考えられるんですかね…?どんなつまらないアニメでも劇伴はちゃんと場面に合わせますよ。「チャージマン研」もシリアス(笑)シーンではちゃんと悲しげな劇伴流してたし。「フィルムスコアリング」という技術を使って劇伴が作られたみたいですが、結局意識高い系気取りのことをしただけでダダ滑り。センスが皆無。身の丈に合わないことをして滑ってる。この手法考えついてこんなくどいピアノに仕上げた奴第二の中山竜になれるよ。しかもエンディングもインストと湿っぽい劇伴ばっか。ミリアニリスペクトしてエンディングあえてやらない形式にしたんか…?エンディングも本編の回想だし…せめて会話入れろよ。曲も新曲が無理なら既存曲から流用すりゃいいじゃん!「Shiny Stories」とか!!最終回でやった「Multicolored Sky」とかさぁ!!
新曲がオープニングの「ツバサグラビティ」しか無いのも気になりましたね。これは本当に悲しい。物寂しい。アイマスは普通アニメで色々新曲お披露目するイメージだったから…他の有識者から聞けばシャニマスの1stライブを意識したとのことですが…にしても流石に味気過ぎないか?ライブアニメを混同させる手法は他のアニメでも見ましたよ。けどあれは話をオリジナルに仕立てつつライブの要素を1シーン感覚で入れてきてうまく昇華させたから魅せ方としてよく出来たのであって、シャニアニはライブをただただコピペしてそのまま垂れ流して「これエモいやろ?」「このオマージュすれば喜ぶだろ?」と押し付けてるだけ。某ウルトラマント〇ガーと同じ過ちを繰り返してる。
キャラの魅せ方
まぁこれも酷い…とは言いません。むしろ1クールの中では何とか見せようと努力している方だと思います。けど全員うまく扱えてるかと言われたらなぁ…脚本ありきとかとりあえず全員立たせる方法が思いつかなかったからこのキャラ主軸で動かすか…感が否めなかったと思います。全員を目立たせろと無茶は言いませんが、もう少しこう…色々とあったんじゃないかとやるせなくなります。
・イルミネーションスターズ
この中では比較的優遇されている方だと思う。信号機トリオ補正か?全体通しても真乃メイン灯織めぐるサブという構図や場面が多く、サブの立ち位置だった2人も出番的には優遇されていた印象。
・アンティーカ
恋鐘と愉快な仲間たち状態。恋鐘が喋ってはほか4人が相槌を打つだけのくだりがしつこかった。他に喋ってたのは咲耶くらいかな、摩美々は借りてきた猫的に滅茶苦茶大人しくて摩美々のガワ被った別人…アナザー摩美々見てる気分。んで、三峰と霧子は置物感が否めない。
・放課後クライマックスガールズ
個人回でポイントを稼いだ反面、個人回以降の輝きがなく、果穂に至っては話の都合で無理やり泣かされたという…(優遇されてるのか冷遇されてるのか)これもうわかんねぇな、お前どう?あと別の方のシャニ感想で思い出したけど、凛世一回も着物着てませんでしたね…着物作る技術ねぇのかこの手抜きアニメ会社。死ゾ
・アルストロメリア
空気。4ユニットの中でもガチで存在感薄い。甘奈はガキあやしたのが最初で最後のハイライト。立ち回り的には脚本の都合で引っ張られた感が無駄に強かった。甜花千雪はなんか居たな程度の存在感。脚本も監督も正直、甘奈と甜花どっちが姉でどっちが妹なのか分かってないんじゃないかな。全体編入ったあとも悲しいくらいに目立ってなかった。
アイドルはこのように、全体的に見せ方が淡白で、1人2人目立つキャラが居たら他は置物状態と半ば化していましたね…この点については1クール内でやり取りしなくてはならない宿命なので、ある程度踏ん切りはつけられます。問題はモブや夏目Pみたいな大人サイドです。これは別にU149みたいに胸糞悪い奴しかいないという訳ではなく、単純に大人サイドに無能かbotしかいないという意味です。
夏目P
置物でしたね…アニマスの赤羽根Pやミリアニの源太Pみたいに話親身に聞いてくれることもしない、米内Pみたいに積極的に動いてアイドルのケアすることもしない(米内Pは担当が小学生でまだ幼いからという事情があるから仕方ないけど)、4話以外活躍しなかったし存在感もモブみたいに空気なプロデューサー。意思を尊重するように見せかけて不干渉を貫くだけ。何もしてない。プロデューサーがここまでノイズになるアニメはアニマス史上初かもしれない。そのくせ謎にプロデューサーを高く評価する描写が無駄に多いのが鼻につきました。演者の夏目響平さんに非はないんですがね…
はづきさんは事務員なのにプロデューサーより仕事してる感あったし、なんならプロデューサーよりプロデューサーしてたと思う。トレーナーの役割も買ってたからこの人をプロデューサーポジにした方がいいんでない?(実際、コミカライズ作品のひとつ事務的光空記録では主要人物にすえられてたし)
天井社長は津田健次郎の無駄遣い。僕の記憶違いなら申し訳ないけどお前ならやれるとかよくやったなとか同じことばっか言ってた気がする。そのくせ他に何か言ったかと思えばその発言が活かされるわけでもなし。私は甘くないぞ(激甘賞賛)
283の大人サイド、プロデューサーがアレなもんでぶっちゃけはづきさんと社長だけでいいと思うんですよ…まぁ本人のバイト掛け持ち設定を考慮すれば厳しい話ではありますが…上にも述べた通りコミカライズのジムシャニ宜しくあれのように存在感持たせてる作品がある訳ですし…となりました。
アイドルや大人側がそこまで印象に残らない反面、2話に出てきたビッグバン総帥…監督の「分かるな?」というセリフはやたら印象に残ってます。女の子よりモブのオッサンが印象に残るとかプラオレかな?
4.脚本について
まとめ
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