正解するカドの個人的評価 微妙アニメ | りょうぴーの自由奔放批評空間

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どうもりょうぴーです。このブログは僕の好きなゲーム、アニメ、音楽、映画、特撮に関するレビューが中心です。
度々酷評もあるので悪しからず。
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評価 微妙アニメ

シナリオ 5点 ラストはとんでもなくひどいが、序盤はなかなか見所がある。
作画 14点 作画はかなり良い。
声優 12点 有名所の声優もいる。
設定 11点 キャラクター設定と舞台設定はまあ良い。
音楽 9点 音楽はまあ悪くない。雰囲気に合っている。
総合得点 51点

・東映アニメーション制作によるオリジナルアニメーション。羽田空港に突如出現した謎の物体から現れた存在と、偶然飛行機に乗り合わせた外交官が出会い、交渉を経てどうなるのかというのがこのアニメの大まかなあらすじ。あまり評判が良くなかったため、そんなにひどいのだろうかと思っていた。結果はそこそこ面白かった。

ではまず評価点から。
作画はCG調ではあるが、出来はなかなかのもの。声優に関しては、三浦祥朗、寺島拓篤、M・A・O等の実力のある声優が配役されている。
設定も、SF作品特有の凝った設定や、キャラクター像の設計は評価できる。
音楽もミステリアスな感じに聞こえるBGMや、緊迫感のあるBGM等が評価できる。

次に不満点。
これに関しては主にというか明らかにシナリオが大幅に評価を下げている。
序盤の主人公が外交官という設定を活かした交渉術は良かった。しかし、中盤から雲行きが怪しくなって、結果的にバトルものに。しかも需要が見当たらない恋愛要素まで入れて来たために、方向性が迷走してしまった。

せっかく良い要素はあったのに、シナリオの方向性の舵切りをミスしてしまった所が致命的な欠点として残ってしまったこのアニメ。ただ、下馬評される程ひどいと言われれば、そうでもないと思う。評価できる要素はしっかりある。