ミラクルさかぐち | 坂口涼太郎 オフィシャルブログ powered by Ameba

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今日は少しミラクルな日でありました。

昨日古本屋に行った後にちゃっかり買った新しいスラックスを穿いて意気揚々と出掛けました。

そして駅に着き、券売機で切符を買ったら90円のお釣りが全部十円玉で返ってきて「おっ!」となりました。
ばさばさと一様にくすんだ色味の十円玉達が落ちてくると、こんなにも凄い存在感だったのか。
もはや茶色い彼らに生命力すら感じました。
「全員財布に収めてもらわねえと困るぜ、アンチャン!」
みたいな。






何故江戸っ子口調なのかということはさておき、僕は事務所に向かいました。

事務所に到着するまでの間、何故か終始背後から見られている気配を感じるのです。
「なんや?今日の俺は後ろ姿が魅力的なんか。後ろ姿にカリスマがある日なんか。」
なんて思っている間に事務所に着きました。

到着するとボイストレーニングの先生に

「あれー、ズボンに値札付いてるー。」

と言われ、まさか!と思い後ろを見るとズボンの後ろポケットにがっちりと値札が。


しまった!

トレンディードラマか俺は!

コムデギャルソンとかのタグだったらまだいいものの、何の味わいもなく端的に「¥2990」という情報だけが書いてある「THE値札」だぜ!

そりゃ背後に視線を感じるわけだ。

何が魅力だ。

何がカリスマだ。

アホか俺は。

そういえばスラックスを穿くときに取ろうと思ってたわ。

でもプラスチックのI型の値札だったので引っ張っても全然取れなくて、「後でハサミで切ろ。」と思ったまま忘れていたのだ。

無念。

でもあの時取れなかった割に、先生に値札のことを指摘されたら恥ずかしさで、どパニックを起こして値札をすぐ引きちぎれた。

「火事場の馬鹿力」ならぬ「パニック時の恥力(はぢから)」か。


危なかったのは友人から「それもオシャレなのかと思った。」と言われて見て見ぬふりをされるところだったこと。

オシャレなわけあるかいぃぃいいいいいい!

にーきゅーきゅーの味気ない値札が!


そしてお昼になり、久しぶりにモスバーガーに行きました。

その前にお昼を買うお金すら無いかもしれなかったので銀行で1万円下ろしました。

そしてチーズバーガーを買い、会計が780円だったので銀行で下ろしたての1万円と、朝券売機で出てきた十円玉たちを使いました。

お釣りは9300円。


そして席に着くと、前のお客さんのレシートがありました。

何気なく見ると、なんとその人もチーズバーガーで、セットドリンクはスープを選んでいて、お会計で一万円と十円玉を使っていて、お釣りが9300円。


「うわーこの人とルームシェアできるわ。」


とその人を知りもしないのに漠然と思いました。

僕もモスバーガーのセットはソフトドリンクじゃなくてスープを選べるのが好きなのです。

そしてその人も大きいお札しかないけれどせめて何十円か出したいと思ったのでしょう。

さらに他の人は気づきもしないような奥にある端っこの席をその人は選んだのです。


偶然のようで・・・・・・











偶然だな!



そして奥村氏がおばあちゃまとお買物をしていたので一緒にお茶しました。

自分の服を自ら作ってしまい、109でカチューシャを買ってしまう素敵なグランマでした。


どうでもいいけど、「グランマ」を漢字で書くとすごい怖いと思わない?



「愚乱魔」



めっちゃエグい事しそうやん。

血も涙も無さそうやん。


奥村氏の愚乱魔はその真逆で素敵な人でした。

…当たり前か。


という訳で、そんなちょっとだけミラクルな一日でした。


オワリ


●ちなみにミラクルひかるさんのことは大好きな坂口涼太郎のlive映像はこちら。