鳥、円、成ぁれ。 | 坂口涼太郎 オフィシャルブログ powered by Ameba

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コメントありがとうございます。


早速おすふんのチケットを申し込んでいただいたようで、感謝感謝感謝。


自分、頑張るっす!
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昨日は一人でアートに触れるべく外出しました。

向かった先は、

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ヨコハマトリエンナーレ2011


ずっと行ってみたかったのに行動に移さずうだうだしていたら、いつの間にか最終日になっていたのであわてて駆け込み寺ならぬ、駆け込み美術館。

いつも美術展にはもっぱら一人で行くのですが、トリエンナーレはアートフェスティバル、「祭」な訳だから一人より友人と行くのが妥当かなと思い、アートが好きそうな友人を誘うも誰も予定が合わず結局一人で行くことに。

そしたらすげぇ人で、もはや友人どころじゃなかったわ、あれは。
やっぱり最終日で日曜日だったから?
ちょっとシュールなディズニーランドかと思った。
作品観るのに30分待ちとかなんだもの。
でも根性で全部観ました。


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奥の壁にある金色の四角は画鋲で作られています。
そして床に散りばめられたものは何万個もの模造ダイヤモンドの中に一つだけ本物のダイヤモンドがあるという作品。

こういう発想好き。



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そしてこれはヨコハマに住んでいる子供達の部屋の明かりと繋がっていて、彼らが部屋の明かりを点けるとこの電球も点くようになっている作品。


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これはフルーツがこっちに飛んでくる作品。
映像のアート作品が苦手なのにも関わらず、なんだか見入ってしまった。
ただスターウォーズのように向こうからスケスケのフルーツが飛んでくるだけなのに。


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これは木で作られた楽器。

生き物みたいに突然音を出す不思議な作品だった。



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一人だったので下手くそな自分撮り。



かれこれ7時間ぐらいじろじろてくてくしていました。

トリエンナーレは子供達や普段あまり美術館には行かない人におススメ。

色んな面白いもの、変わったもの、なんじゃこりゃ?ってものがたくさんあるので楽しいと思う。

アートって敷居が高く見られがちだけれど、トリエンナーレに行けばそういうイメージが払拭される気がする。

特に子供の皆さんはアートデビューできるいい機会だと思う。

小さい頃から面白いものや洗練されたものを見ているのと見ていないのとでは、明らかに何かが違うから。


そういう点から言うと僕はあんまり楽しめなかった。

たくさんのアーティストの作品が一堂に会していてお得感はあったけれど、一つ一つの作品に込められた思いを読み取ることに疲れてしまったし、作品を作った人自身を深く知りたかった。

色んな人の作品がぼんぼん置いてあって、美しくて面白い「もの」だらけだった。

僕は作られた「もの」の事より、作った「人」の方に興味があるのだなと思いました。

もっと一人の作者の思想みたいなものを知りたかった。

そしてどんなに美しくて、どんなに変わったものより、メッセージが込められた作品が好きなのだということが分かった。

そして最終的には言葉が欲しいのだと分かった。

アートの作品は言葉を用いなくてもメッセージを伝えることができる世界共通的なものだけれど、今僕が欲しいのは何より明確に素早く知ることができる言葉だ!


そう思ってしまったのもつかの間。

気がついたら古本屋で好きな人達の「言葉」を味わえる本をどっさり買い込んでいた。

結局は自分の興味のある人のやってることにしか興味を持てないのだな、自己中心的スモールワールドですな。


という訳で僕の今のムードは美しいものを見ることより、色々なおもしろい人達の言葉を聴いて、無限と言っても過言ではないそれぞれの考え方をどさどさ脳内に放り込むことみたいです。

そういえば昔からドキュメンタリー番組とか、対談とか、インタビューとか、ゲストを迎えるトーク番組とか好きだったもんなー。

ちょっと成長したなと思うのは、あんまり興味のない人が出てても見るようになったこと。

「この人には全く魅力を感じないけれど、どういう考えを持ってるのか」とかちょっと知りたくて。

それで「あー意外と素敵やん。」とか「あーやっぱり興味ない。まぁそういう考え方もあるか。」とか色々思う。


人って本当におもしろい!

ああ、人でよかった!


●自伝かのように長ったらしくづらづら自分の考えを書いてしまい、これこそ僕に興味のない人にとっては苦痛だが、「あーやっぱり興味ない。けどそういう考えもあるのか。あーでもやっぱり興味ない。」ぐらいは思って欲しい坂口涼太郎のlive映像はこちら。