そのせいか、その前後はどうしても緩和状態になる。
その前後は緩む。
張り詰めている分、どこかで緩めないとバランスが取れなくなるのだろう。
電車の乗り換えがわからなくなって、立ち往生するなんて日常茶飯事だ。
僕くらいになると、今何駅にいるのか、わからなくなる時がある。
駅というのは、路線図があったり乗り換え案内があったりするが『この駅は◯◯です』という表示が実はビックリするほど少ない。
改札付近にもない。
駅の通路にもない。
電車の中から見える位置にしか駅名はないのだ。
なんと自分がどこにいるかわからないと、携帯のアプリで乗り換えを調べることもできない!
だから、電車から降りて、最低でも改札を出るまでは自分が何駅で降りているかを覚えておかないと、えらい目にあうのだ←
話は変わって、今日も地方公演のために現地でかかる費用をあらかじめ計算しておこうと暗算で出したら、宿泊費、交通費、食費、全部間違えた。
確かめ算しておいて良かった。
暗算なんて、間違える事も込みで考えてるが、それにしても
名古屋、博多、大阪、静岡
すべて間違ってたのだ。
僕はたまに『天然の』という冠言葉をつけられて、紹介されることがあるが、きっと少し違う。
『緩和の状態にある』が正しいのかもしれない。
その緩和があるおかげで、本番での『緊張』または『集中』がある。
本番では、駅名を忘れるなんて失態はしないし、歌詞もセリフも忘れない。
だから逆から考えてみると、本番でここ一番の集中力を出すための緩和……。
そう、本番のために、普段はボケボケなのである←
つまりは準備状態。
本番のために全集中力を取っておく姿勢のあらわれ。
そういう事なので、なにか僕が、間の抜けたことを言ったら『天然だなぁ』と思わず
『あぁ!私生活に影響が出るくらい身を削って本番に全てを捧げてる!』と思ってみることを提案させていただきたい。←
あの人は『緩和の状態にある』もしくは『本番のための準備状態にある』などが正しい言い方だろうか。
デニーロ・アプローチという有名な演技の姿勢があるけど、これがタムラ・アプローチと呼ばれる日が来るだろうか。←
明日も1日、皆さんが笑顔で過ごせますように♪( ´▽`)
そして皆さんがこの記事を本気にしませんように(笑)