渡部遼介オフィシャルブログ「Ryosuke’ Note」powered by アメブロ -76ページ目

1月14日〜1月20日に投稿したなう

演技としてのアクション

静岡のワークショップに行って、アクションをやってきました。

いまはキックボクシングを教えたりしてるけど、じぶんが始めたのは北千住の野口ボクシングジム

そこには、でっかい倉庫にウォールペイントがあちらこちらに描かれていて、常時hiphopが流れていた。

だから運動するときそれ系の音楽が流れていると、めちゃめちゃテンションが上がる。

そのときは夜の六本木で働いていたりしたので、だれもいない昼間を借りていたんだけど、冷やされているペットボトルに入った水がめっちゃ美味しかった……!

グローブを外して、2Lペットボトルのラベルのない冷えた水を飲むといまでも打ち震えます……

あー、プロはこの水飲まないんだろうなぁってね!


で、演技についてのアクションなんだけど、盲目的にダンスを習うならパンチやキックを教えてもらったほうがいい。

対面して、相手がいることって大事。

あいての隙をつく、あいての考えを読む、タイミングを合わせる、または外す。

うまくなくてもいい。運動神経なんかなくてもいい。


おれが思う俳優は演技しているように見えないし、アクションマンはそれがアクションに見えない。

基礎を知った上で、それを崩していく。

映画のエフェクトだって、専用ソフトにデフォルトで入っていたユニークすぎる効果をそのまま使うと恥ずかしいでしょ。


恥ずかくて楽しいもの

ここさいきんは事務所の後押しもあって、かなりWS(ワークショップ)づいている。

カメラチェックWS(ワークショップ)は今後、後追いで真似するところも出てくるかもしれない。

それでも、6回7回と重ねられるのは素晴らしいこと。


ここ何回かで気をつけているのは、通常の事務所レッスンと関連付け、演技を仕事にするため深く興味を持つ俳優には、じっさいにカメラに撮って確認できる環境としていることだ。

もちろんそうすることによって、事務所から許可をもらいやすいこともあるのだが。

毎週土曜日のレッスンを草野球のお父さんくらいに考えているひとは、とくに週2回目として参加することはない。

それを義務化しないのが、ここの良いところだ。


もちろん外部から参加して、1発で結果を出すやり方もある。

というか、それがふだんの現場だ。

呼ばれていったとき、当日だけでどのくらいの演技を落としていけるか。

ここで勝負しないと、プロであれば意味がない。


ただし、それをすべてじっさいの現場でやっていては、どんどんチャンスを棒に振ってしまう。

常日頃、研究やトレーニングをしている者だけが、現場で結果を残すのだ。

現場では、さも当たり前のようにこなすから、みんな勘違いしてしまう。

それは、かれらの天性ではない。



それと、日が重なってしまったが、このたび無料クラスをして良いことになった。

ただし、これはまったくの未経験者向け。

これも事務所の社長のご理解のおかげだ。

ぼくはむかしから、これをやってみたかった。

演技経験のないひとが、挑戦してみる機会。

なんのリスクもない。

ここで失敗したからといって、知り合いもいないわけだし、いても立派な共犯者だ。

恐(おそれ)ることはない。

仕事にするなら困難はつきまとうが、演技は本来だれにとっても恥ずかく楽しいもの。

いまこれを読んで、じぶんには関係ないと思ったひとほど、参加してほしい。

親子でも、友達と一緒でもいい。


社長はもともと芸術の先生だったから、こういうのは嫌いではないはず。

ただ会社だから、なんでも無料でいいわけがない。

それでも裾野が広がれば、たとえばきっと観客のレベルも上がっていくだろう。

仲間も増えるかもしれない。

これに関しては完全に不定期だから、興味があれば連絡して欲しい。

watabe@ilink-cast.com


特定の事務所に所属しているプロのタレントでなければだれでもいい。

フリーのかたも、OK。

高校の演劇部だけでトレーニングしているひとなんか、とくにいいんじゃないか。

ただし以前、アイリンクの無料WS(ワークショップ)に参加したことのある方だけはごめんなさい。