諦めた瞬間
愕然(がくぜん)として暗室を出ると、思ったよりも日が落ちていた。先ほどの患者は姿を消していて、別の中年男性が筒状の風船をかぶり、膨らむごとに頭全体をマッサージしている。覆(おお)いから逃れている目・鼻・口のうち目だけが、こちらを向いた。
その後、カウンターでは特に執拗(しつよう)な勧誘はなかった。ただ帰り際(ぎわ)に、さっき一緒に暗室に入った女性が『C』表の前で、また別の患者に説明していた。
「いいですか、○○さんが右下に見えるときは、右ではなく下ですからね!」
僕は扉を開けた。外はまだ、思っていたより明るかった。
その後、カウンターでは特に執拗(しつよう)な勧誘はなかった。ただ帰り際(ぎわ)に、さっき一緒に暗室に入った女性が『C』表の前で、また別の患者に説明していた。
「いいですか、○○さんが右下に見えるときは、右ではなく下ですからね!」
僕は扉を開けた。外はまだ、思っていたより明るかった。
ブラッドダイヤモンド
ディカプリオは本当に良い作品を選んで出演している。本作は事実に基(もと)づいてはい るが、エンタテイメント寄り。
若いときから演技力には定評があって、わりと童顔でタレント気味であっても、それがキャラクターの人間性を失わせないのは、非凡な才能だと思う。
それにしてもアメリカ人は何処にでも居る。それが世界中をモチーフにさせる。ロケーションにも困らないはずだ。
若いときから演技力には定評があって、わりと童顔でタレント気味であっても、それがキャラクターの人間性を失わせないのは、非凡な才能だと思う。
それにしてもアメリカ人は何処にでも居る。それが世界中をモチーフにさせる。ロケーションにも困らないはずだ。
永遠のモチーフ
『Over8(オーバーエイト)』企画の第2弾。今回のテーマは【裸(はだか)】。5本のオムニバスなので、自分が主演している『青い種』以外どんな作品なのかまったく情報がない。ので、劇場での音や色合わせの日にちょこっと顔を出させてもらう。。。
普通、映画で裸が出てくるとすぐにピンク映画になったり、ともすると品を失ってしまいがちだけど、そうならないのが『Over8』なんだな。
部分的に裸を使ってセンスが良いなら、観客としてもかなり興味がある。実力(ちから)のない人が実写で撮るとかなり厳しいけど、一流の画家やカメラマンにとっても、それこそが永遠のモチーフだからね。
ちなみに『青い種』はやりがいのある役だった。役作りが必要で、監督も同世代の現役俳優なので感覚は近いと思う。希望の質感を許してくれた。
毎回、最新作は代表作でもあるけど、今回はやりたい役をやりたいようにやったから、これでダメなら自分のセンスに問題があるんだと思う。それくらい個人的には納得できるアプローチだった。
他には『肉』が良かった。以前、組んでいた監督で、処女作のときのような思い切りの良さを、脚本を読んだときから感じていた。彼特有のざっくりした演出が効いている。カメラマンも良かったんだろう。
http://www.over8.com/
普通、映画で裸が出てくるとすぐにピンク映画になったり、ともすると品を失ってしまいがちだけど、そうならないのが『Over8』なんだな。
部分的に裸を使ってセンスが良いなら、観客としてもかなり興味がある。実力(ちから)のない人が実写で撮るとかなり厳しいけど、一流の画家やカメラマンにとっても、それこそが永遠のモチーフだからね。
ちなみに『青い種』はやりがいのある役だった。役作りが必要で、監督も同世代の現役俳優なので感覚は近いと思う。希望の質感を許してくれた。
毎回、最新作は代表作でもあるけど、今回はやりたい役をやりたいようにやったから、これでダメなら自分のセンスに問題があるんだと思う。それくらい個人的には納得できるアプローチだった。
他には『肉』が良かった。以前、組んでいた監督で、処女作のときのような思い切りの良さを、脚本を読んだときから感じていた。彼特有のざっくりした演出が効いている。カメラマンも良かったんだろう。
http://www.over8.com/