渡部遼介オフィシャルブログ「Ryosuke’ Note」powered by アメブロ -378ページ目

失敗は存在しない。

本公演用の稽古ではないので、演出も芝居も約束事が少ない。むしろ制約を取り去ったときに、どこまで自由になれるかを模索しているようだった。つまり失敗は存在しない。

無い物づくし

2週間のうち後半の1週間では、役を決めて簡単に上演することになった。これは参加当初から決まっていたこと。
ただし場所は稽古場。美術もセットもない。蛍光灯の地明かり。実はTVや映画のリハーサルでも似たような環境だ。

特別なメイクもなし。カメラワークも演出も、とにかく助けてくれる要素は少ない。もちろん女優を照らすレフ版もない。衣装も思い思いに用意するので統一性は無い。

正の財産

どこかで製造年月日を偽装すれば、あらゆる年月表示の価値が下がる。
マネージャーが培ってきた人脈や信用は、現場に来た者が証明しなければならない。
使命感の足りない舞台は、どんなアマチュアでも日本の観客を減らしていくだろうし、
会社の営業では、最初に応対した人間のイメージがいつまでも付きまとうだろう。

誰に迷惑をかけていないつもりでも、自分たちは知らずに先人たちが伝えた『正の財産』を食いつぶしているかもしれない。