渡部遼介オフィシャルブログ「Ryosuke’ Note」powered by アメブロ -329ページ目

改訂版「ディア・パーヴロヴィチ」 作・演出:工藤剛士

今回の舞台は新宿南口にある紀伊国屋サザンシアターで上演される。500人規模では日本で指折りの劇場だと認識している。

それを30歳そこそこの劇作家が自分でプロデュースを立ち上げ演出をする。そもそもどの世代にあっても、ここにオリジナルの戯曲を持っていける人はほとんどいないだろう。
もちろん100人規模の劇場のような、予算があればだれでも予約できるという場所ではない。

出演者を公平にオーディションで選抜することも普通はない。この規模の企画であれば、事務所やその他もろもろの制約でがんじがらめになっていても不思議はない。
今まで一緒にやってきた役者も大事にするが、ほかの小劇団のようにチケットにノルマを課(か)す訳でもない。

戯曲はぼく好みだとしても、かなりのレベルだと確信している。シチュエーションコメディというだけあって、状況をあらわすセットにも力を入れるという。

今後の動向は新参者(しんざんもの)には知る由(よし)もないが、オーディションの形式は継続するというし、この公演が成功すれば多くの俳優事務所が黙ってはいないだろう。

http://tamaikudo.com/theatertamaikudo/index.html

引っ張るもの。

どんなシナリオでも、クライマックスのほうが演じやすい。準備しなくてもストーリーが勝手に動いてくれるからだ。

その代わり、序盤のシーンで観客を連れて行かないと、コメディと銘(めい)打ちながら、跳んだり跳ねたりの一発ギャグに頼るしかなくなる。

観客の反応はいい。けど、それなら5分でいい。不要なシーンは最初から削られている。同じようなセリフなら不要であればなくなっている。

なにが観客を最後まで、引っ張っていくのだろう。

これからは少し短く

髪を伸ばしていることが多かったので、現場に行っては前髪を上げられたり、目が見えるように分け目を入れられた。

女性のヘアメイクには時間がかかるので、男優へは"いかにも"の取り敢(あ)えず感は否(いな)めないものだ。これからは少し短くしようか。