渡部遼介オフィシャルブログ「Ryosuke’ Note」powered by アメブロ -304ページ目

軽い殺意

そのうちの一方に参加するわけだが、まだ台本は完成していない。しかし自分の出演するシーンは一部、できあがっている。

ぼくは観客や視聴者として見ているとき、素晴らしいシナリオを汚す役者が出てくると軽い殺意を覚える。それは彼自身だけではなく、そのミスキャストを誘発(ゆうはつ)したあらゆる状況にたいして。

このストーリーは自分の実力(ちから)が足りなければ、それくらい圧力を受けるレベル。同じように思われるだろう。しかし逆に利用できるくらいになれば、だれもが見逃せないシーンになるはずだ。

前回の『ttk』では、話の軸を動かすことができないポジションだった。次回の『てにどう』では登場人物は多いものの、自分の頑張り次第で部分的に昇華(しょうか)させることが可能かもしれない。

現在、執筆中の新作は当て書きで、数ヶ月一緒にいたときの印象が反映されているはず。残念ながらほかの作品は未見だが、これが『てにどう』の代表作になるかもしれない、と勝手に思っている。

“渡部遼介”という名のブランド

映画のチケットと比べても、舞台は高額であることが多い。ということは、それだけですでに敷居が高いと言える。

けれど、ぼくは面白い公演なら、ほかのどんな映画よりも面白いことを知っているので、すぐにそれだけの価値があると断言できる。
ただしだれしも舞台公演をおこなえる昨今(さっこん)において、当たりをひくこと自体、そう容易(たやす)いことではない。

それならばなぜ、ぼくのお客さんが足を運んでくれるのか。それはひとえに“渡部遼介(わたべりょうすけ)”というブランドを信用してくれているからだと思う。
同じ劇団に参加することが少ないので、ほかに頼りどころがないにもかかわらず、だ。

だから、なんとしても喜んでもらわなければいけない。その時々のぼくの出番がどのくらいだろうと。観客は、作品全体で判断するのだから。

ただしそのときでも、俳優という立場を超えないでいたい。

戯曲が2つ

5月の公演は、今年1月の『ttk』と、ほぼ同じメンバーで30名弱。
しかしそれが2つに分かれる。

つまり10数名出演する戯曲が2つ、できあがる訳だ。

公演中、昼夜どちらになるかは不明だが、それらが1日に1回ずつ上演される。