渡部遼介オフィシャルブログ「Ryosuke’ Note」powered by アメブロ -168ページ目

笑顔の火種

東京での被害は東北と比べたらわずかだが、それでも女性や子供たちはふだんならあまり気にも留めないような余震にさえストレスを感じるようになってしまった。

むかしの知り合いといまだ連絡が取れず非常に心配している。

数年前に、いわき市から県内のどこかへ引っ越したはずなのだが。


うちの父親が福島の会津若松出身というのもあり、東京で暮らす身には田舎といえばいつでもあちらだった。

分からないが、海から遠くまた盆地でもあり県内では比較的被害はすくないほうなのかもしれない。


いずれにせよいまだ非常にデリケートな時期であることにかわりはなく、ここ都内においてもなにかにつけ不謹慎という言葉が飛び交い、出した手はピシャリとたたかれる。

現在はテレビCMも自粛されているし、じぶんのことといえば数週間後に上演される舞台公演のDMを送る気にもなれない。


ただそれでもいつか再開することを考えたら、経済活動や文化活動を一瞬でもゼロにすることはできない。

いったん失ったものを取り戻すのはたいへんに難しいことだから。


ぼくたちはそれぞれの得意分野でそれらを守り続け、少したってかれらがふと顔をあげたときに、いらっしゃいと笑顔で迎えいれられるようその火種を残してあげるべきだと思う。

おまんじゅう


だれかありがとう!

重箱のような、これなんだろう?


下に小判が敷いてあるヤツ?

ISP(インターネット・サービス・プロバイダ)

そのむかし、某ISPのサポートセンターにいた頃の話。


だいたいが契約のし始めで、接続がうまく行かないときに電話がかかってくる。

モデムだけならまだしも、それにルーター機能がついていると年配者にとってはいっきにハードルが高くなるようで。


ISPというのはご存じの方も多いと思うが、インターネットに接続する権利"ID"を発行する会社。

このセンターの目的は、じぶんのIDが有効かどうか確認するくらいのところだ。

未払いで止まっていることもあるし、契約と回線の組み合わせが違うこともある。


その"ID(やパスワード)"、本来なら毎回入力して接続するところを、モデムなんかに憶(おぼ)えさせ手間を省(はぶ)いている。

とうぜんその憶えさせ方(設定)は、機器によって異なるわけで。

すべての機器の情報を、他会社であるISPが持っているわけがない。


ところが、

「いろんなところをたらい回しにして、ここもか!」

といった、クレームが意外にも多い。


これはこちらに非があるかどうかよりも、いままでの不満をぶつけているのだから、改善のしようがない。

けっきょくメーカーの習慣に基(もと)づき、予想して回答する。

ここのボタンを押したら、この画面が出てくることが多いんだよなぁ、とか。


しかし当然ながら、新製品で画面が違うことも多々ある。

こちらは画面が見えないのだし(いまではリモートコントロールもあるが)、そもそも相手がちゃんとやってくれているか判らないので、路頭に迷うことがある。

そんなとき、

「もういいから、元にもどして!」

と言われたりする。


・・・無理。


そういうことを言う人はたいていこちらの説明通りにやっていない。

じぶんの言いたいことだけを、一生懸命に話している。

こちらの説明とどこに齟齬(そご)が生(しょう)じたのかも聞き取れない。

結果、大クレームに発展する。

俳優には向かないタイプだ。


そんなことを経験してから、必要以上のことはできなくなった。


ある日、おじいちゃんから電話が入る。

「ひらがなを入力しているのに、英語になってしまう」


変換ソフトはいくつかある。

どのキーを押しながら・・・と説明できそうなものだが、してはいけないことになっている。

あいてがちゃんと出来ない場合、また前述のとおり戻して! と訴えられた場合に大変だからだ。

さらに後日、ほかの人間に、

「あのひと(前回のひと)は解決してくれたのに!」

と、まわりにまで被害がおよびかねない。


ほかにも、

「エクセルファイルが開かないんですけど・・・」とか。

「電源が入らなくなっちゃって・・・」とか。


冒頭で説明したとおり、ISPはインターネットに接続する権利"ID"を発行する会社。


まぁそんな概要を理解する利用者なら、最初からクレームにもならないか。