渡部遼介オフィシャルブログ「Ryosuke’ Note」powered by アメブロ -160ページ目

愛され力(りょく)

演技には多くのメソッド(やり方)がある。

それらを学べば天才でなくても、そのおおくを吸収することができる。


だが、ひとには教えられない要素もある。それは、



愛され力(りょく)。



愛される力。


簡単に言うが、これを持っていれば人生において最強にちがいない。

俳優やアイドルがいつの時代にも憧れの職業であるのは、これで納得できる。



だが、その職に就(つ)けばかならず叶うのではない。


むしろ愛されるひとびとが、俳優やアイドルになるのだ。



いくら頭がよく台本の読みも深く、役づくりが完璧だからといって、愛される力がなければなんの足しにもならない。



0(ゼロ)×(かける)…だ。

アイスのおみやげ

従兄弟の子供たち三兄妹が遊びに来ている。


真ん中の女の子は小学校に入学したばかり。


今日も稽古で遅くなったが、明日帰ってしまうらしく、頑張って起きてくれているらしい。


アイスを買っていこうと思う。


むかし父は毎日おみやげを買ってきてくれていた。

子供心にそれが当たり前だと思っていた。

帰って来るやいなや、3人がかりになって玄関口で待ち構えていた。


当時アイスは50円が主流だったが、父親が、


『ひとりなら50円ですむのに、3人だと困っちゃうな』


と嬉しそうに話していたのを、少し不思議な気持ちで見ていたのを覚えている。

緊張は悪いのか?

ひとは緊張する。


カメラの前に立つとき、大勢の前に立たされるとき。


ふだんやってみろと言われても再現できないのに、そのときになればかならず、内臓がキュッと縮む。

なんとかリラックスしようと試(こころ)みる。


だが、たいていは失敗する。



無心になろうとするからだ。



ほかのことを考え、気を紛(まぎ)らわせようとする。



だがシーンが始まれば、否応(いやおう)なく引き戻されるだけだ。


そもそも緊張は悪いのか?



だとしたら、なぜ?



俳優なら、当たり前だと思っていることにこそ、疑問を。