渡部遼介オフィシャルブログ「Ryosuke’ Note」powered by アメブロ -107ページ目

素晴らしい経験

演技講師に限らず、あるいは俳優の先輩として。

または監督としてスタッフとして、というひともいるだろう。


まわりが慕(した)ってくれることは、素晴らしい経験だ。

正直兄貴分として、教える喜びや充足感を感じている。

なんなら、お山の大将として威張っていてもいい。


だが、しかし。


ぼくたちには、それ以上の責任がある。

かれらが演じることが純粋に好きで、趣味やライフワークとしてなら、おそらくじゅうぶんにその責務を果たしている。


しかし、プロとしてビジネスとして成立させるには、よほどの覚悟を持ち寄らなければ、おそらく厳しい。


気持ちよく、満たされた気分に浸っている場合ではない。

業界が求めているような、たとえば若さとルックスと演技力を兼ね備えている女優なら、すでに仕事があるはずだ。

そうでなければ、お互いやった気になっている場合ではない。



ただしそこまでシビアになることの対価が、そのひとの幸せである保証はない。


それだけ困難な道だし、逆にそれでもプロを志向するなら、そうしたまわりに引きずられないことだ。

7月2日〜7月8日に投稿したなう



ネットの利用年齢が上がっている以上、メディア操作はその威力を失いつつある。 http://p.tl/Te-y-
7/7 19:23

検証期間

いわゆるトレードスタイルは、たいへんシンプルなものになった。

たしかに細かく検証すれば、無数の分岐点を見つけられるだろう。

しかし、いちいちそれに付き合っていたら身がもたない。


おとなのいいところは、何十年という検証期間があることだ。


ぼくはむかしから頭でっかちだったし、結果的にたいていのことは正しかったが、現在順繰(じゅんぐ)りと一周してやっぱり、と確信したさまざまな体験は、それなりの勇気や自信となる。

言っていることは同じでも、若い時期にそれは不可能なのだ。


だからといって、年齢によって区別するおとなをぼくは好きになれない。


若い時分の仮定がなければ、歳をくうだけ無駄というもの。

つり針はあらかじめ、いくつも垂(た)らしておくほうがいい。

ヒットすれば、ウキが教えてくれる。


もしかするとそれまでは、忘れていていいのかもしれない。


そうして、優先順位は形づくられていくのだから。