数え足りない夜の足音 | 風神 あ~る・ベルンハルトJrの「夜更けのラプソディ」
朝本浩文さんを知っているだろうか。

朝本浩文
音楽プロデューサー、作曲家、アレンジャー

2014年9月11日午後10時40分ごろ、自転車で帰宅途中、渋谷区の路上で転倒し頭部を強打。意識不明となった。
2016年11月30日意識が戻ることなく死去。53歳。

奥さんの由美さんが3日後、Facebookに投稿している。

「事故当日、私はなぜか心がざわつき、仕事で家を出る主人に、何度も自転車を置いて出かけるように、また何度も帰りは自転車を押して帰ってきてねとお願いし続けていたのに対し、彼は『解った』と言っておきながら、自転車に乗って帰ってきて事故にあったのでした。全く私の言う事を聞いてくれなかった、手の焼けるとても頑固な九州男児でした」


作詞:UA
作曲:朝本浩文
 歌:UA

数え足りない夜の足音
溺れかけた 人の波に逆らってく
憎まれ口ね
意味もない言葉が Ah やけに頭の中回る

腐りかけたフロアに細い影が絡まる
開かない厚いドア倒して
昨夜の味の仕業ね 笑い声が聴こえる
触れない邪魔な膜燃やした

数え足りない夜の足音
溺れかけた 人の波に逆らってく
憎まれ口ね
意味もない言葉が Ah やけに頭の中回る

つぶれかけた体に熱い海が広がる
分からない相談を交わして
まずい水を飲む前にキツい煙草ちょうだい
終われない1秒を笑った

ふざけすぎてた夜の隙間に
貴方だけをずっと近くに感じてた
世話もないよね
絶え間ないリズムが Ah 涙拭うヒマもくれない

ため息が重くて
光だけみつめて
灯りなんか要らないよ
もう夜を止めないで

数え忘れた夜の足音
溺れかけた 人の波に逆らってく
憎まれ口ね
意味もない言葉が Ah やけに頭の中回る

ふざけすぎてた夜の隙間に
貴方だけをずっと近くに感じてた
世話もないよね
絶え間ないリズムが 
Ah 涙拭うヒマもくれない


モジモジくんみたいなその恰好、どうにかならないのかとも思うが、UAのやることだからしょうがないともいえる。
同じく朝本浩文作曲の “情熱” もいいけど、この歌もいい。
才能は生まれ死んでゆく。けれど、作品は消えない。


数え足りない夜の足音 / UA



夕方、突然くしゃみを連発した。やば、風邪ひいた。←ずっと引いてるでしょって。去年からでしょって(;'∀')

帰って熱を測ったら27.7度あった。やば。でも咳じゃないからな、と慰めつつ。

肺のCT検査受けろと言われている身でコロナ食らったら、即死するな(;´Д`)💦

コロナ禍は、本物と偽物を分けていく。
僕にはそのように思われてならない。

もちろん、偽物が死んで本物が生き残る、という意味ではない。
二極化が進む。そう思えるのだ。

政治家も経営者も、そして僕たちも、きっと底力が試される。
 
“山川の末(さき)に流るる橡殻(とちがら)も身を捨ててこそ浮かむ瀬もあれ”
「空也上人」

「肉を切らせて骨を断つ」そんな覚悟が求められている。

いたらない僕だれど、できるなら、感謝と笑顔の側に入りたい。
死にたいと思った情けない過去もあるけれど、今は、生きたい。