公園の読書を早く切り上げるぐらい、今日は寒い一日だった。
『百瀬、こっちを向いて』を読み終えた。
それぞれが割と意表をついていて、いい短編集だった。「小梅が通る」はもうちょっと続きが読みたかった。
中田永一というか乙一の生い立ちなど知らないのだけれど、割と暗い青春を送ったのではないかと推測してしまう。

これはお勧め度が高い。★★★★☆
公園を出て、まずはスーパーに向かった。
ありましたよ、昨日売り切れてた八海山の甘酒♪
やっぱりこれ、美味しい!
ものすごく後ろめたかったけど、2本買った。
こんな人間がいるから、売り切れるんだ!
と自分に突っ込みを入れつつ自転車をこいだ。
買ったものを部屋に置いて、BOOKOFFに向かいうろうろとした。そして、3冊買った。
筒井康隆の『残像に口紅を』は迷ったけど、ちょっととっつきにくそうだったから、読むものがなくなったらにしよう。
『黄色い目の魚』佐藤多佳子

『蛇行する月』桜木紫乃

『また、同じ夢を見ていた』住野よる

『百瀬、こっちを向いて』を含め、この3点を見ても、松本清張の『点と線』から始まった僕のおぼつかない小説道は明らかに傾向が変わってきている。
これは、『僕は明日昨日の君とデートする』の七月隆文の影響なのかもしれない。一般文芸に分類されているけれど、ラノベ出身の作家だ。
この作品だけは、いつか読み返したいと思っている。
もちろん、今日買った3作品も楽しみにしている。
ここ最近小説にはまっている僕だって、いつか必ず、読みかけの小説が一冊が残される。その日まで、読み続けたい。
それから、僕の書いている短編小説の骨子が出来上がった。それは当初予定にしていた結末とはまるで違ったものになった。それはまるで真逆に近い。
だから、もう少し寝かせてみよう。
また違う展開が生まれるかもしれないから。
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