
「安全地区」に指定された仙台を取り締まる「平和警察」。
その管理下、住人の監視と密告によって「危険人物」と認められた者は、衆人環視の中で刑に処されてしまう。
不条理渦巻く世界で窮地に陥った人々を救うのは、全身黒ずくめの「正義の味方」、ただ一人。
ディストピアに迸るユーモアとアイロニー。伊坂ワールドの醍醐味が余すところなく詰め込まれたジャンルの枠を超越する傑作!
「BOOK」データベースより
※「迸る」は、とばしる、ほとばしる、と読みます。ほとばしるが一般的かな。ふりがなをふるべきじゃないでしょうか。
ちなみに何かの記入欄に「ふりがな」の場合は平仮名、「フリガナ」はカタカナで「ふりがな」をふってくださいということです。そんなこと知ってましたよね(;'∀')
話がそれました。
頁が残り少なくなったころ、これは大どんでん返ししか収束できないな、と思った。ということは、かなり伏線を貼ってある。
伏線と回収は伊坂幸太郎らしかったけど、物語自体は期待したほどではなかった。
読んでいて面白い小説と、読み終わってから、あぁ面白かった、となる小説がある。
これは後者だけれど、伊坂幸太郎ならもっと痛快な物語にできたんじゃないだろうか。
でもまあ、そんなもの狙ってない、と言われれば、はいそうですね、と言わざるを得ないのだけれど。
「正義とは何か」「平和とは何か」を伊坂幸太郎は問いかけているように感じた。
「人間が人間らしく振る舞えるのは、群れていない時だけだ」
この一文は妙に印象に残った。
おすすめ度★★☆☆☆
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