遅刻の上塗り | 風神 あ~る・ベルンハルトJrの「夜更けのラプソディ」

ふっと目覚めたら起床時間をとっくに過ぎてる。

やべっ!

色々省きまくって猛ダッシュで支度すれば……ん~……ぼんやりとした頭で考える。

20分ぐらいの遅刻で済みそうかな。そんなとき、出勤予定時刻をどう電話するだろう。

「すみません、15分ぐらい遅刻します」
そう連絡する人が多いのではないだろうか。

もっと気の弱い人だったら、
「10分か……ん~ん、15分ぐらい遅れます」
こう口にするかもしれない。

遅刻の電話連絡の傷を浅手で済ませたいのだ。

現実はどうだろう。15分で到着すればいい。
けど、そううまくいくとは限らない。

見込み通り20分の遅刻だった。それはどう考えても印象が悪い、ということに気がついただろうか。

僕ならこう報告する。
「30分ぐらい遅刻します」

15分と30分の差は大きい。なにしろ倍だから。
でも、重要なのは到着予定時間ではなく、現実の到着時刻なのだ。

僕の場合、トイレもシャワーも省かない。
やれやれ、寝過ごしちゃったよ、と豆乳を飲み、煙草に火を点ける。

おいおい、遅刻するんだろう? なに余裕こいてんの?
はい、遅刻です。それはしょうがない。

豆乳を飲んで煙草を吸う時間なんてたかが5分。これがないと、すっきり便通がいかないのです。
普段通りの15分は欲しいところだけど、時間が短いと出ません。その時はあきらめます。

それから時間との闘いが始まるのです。猛烈なスピードでシャワーを浴びながら歯を磨き、髪を洗い、ボディシャンプーを使うのです。

見込み通り20分で到着すると、遅刻の報告時間より10分早いのです。
心証が違います。(お、早いな。頑張って急いだな)と。電車の中で走っても意味はないけど、結構頑張りました。

15分の報告だったらどうでしょう。
(おいおい、5分過ぎてるじゃないか)

それは見込みが甘かったのか、それとも嘘をついたのか。
いずれにせよ、2度目の遅刻をしたことになるのです。

これを僕は、恥の上塗りならぬ、遅刻の上塗りと呼びます。

遅刻の報告は、勇気をもって遅めにいうべし。
最初の電話連絡で肉を切らせるのです。2度目の5分の遅刻は、一度ならまだしも、やがて信用という骨を断たれます。

勇気をもって一見不利な嘘をつこう。

なんでこんな記事を書いてるのかって?
今日はね、5時間遅刻をしてきた大馬鹿者がいたのです。
報告にプラス10分だから5時間10分。

僕は思ったのです。
(やっぱり電話口の報告時間を過ぎちゃったじゃないか。こいつ、何時に来るんだ)

これはもう遅刻じゃなくて、半欠勤。

話は変わって、金曜は夜の23時まで働いて、土曜は朝の8時から22時までの14時間労働で休憩が30分。
仕事が終わってから家の目覚ましが鳴るまで7時間しかない。

それでも買い物をして、部屋でくつろいでテレビを点けて、パソコンを立ち上げて、酒を飲む。
それが毎週だから、金曜の夜は絶対ブログが書けません。

これを僕は『金曜はダメよ』と呼ぶ。


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