小さな共産主義 | 風神 あ~る・ベルンハルトJrの「夜更けのラプソディ」

共産主義というのは人民の平等を目指す社会思想のはずです。
ところが共産主義を掲げる国家では独裁者が誕生しています。

かつての、ソ連のスターリン、中国の毛沢東、ユーゴスラビアのチトー、ルーマニアのチャウシェスク、キューバのカストロ、カンボジアのポル・ポト、北朝鮮の金正日。

共産主義とは、独裁者が支配する国家とは正反対の思想のはずなのに、そうなってしまう。

そこには、絶対の力を持った人間が、歯止めのきかない存在になる危うさを持ち合わせていることを示しています。それは人間という生き物の性なのでしょうか。

だとするなら、人間というのはなんて出来損ないの存在なのでしょう。

幸い僕たちは資本主義社会で暮らしています。
でも、どうなんでしょう?

会社はどうでしょう。学校はどうでしょう。学校で行われる部活はどうでしょう。
僕たちは本当に自由でしょうか。

僕たちに言論の自由は保障されているでしょうか。一国の首相のやり方に異議を唱えるように、組織の中で声を出し、ふるまえるでしょうか。

どこかで検閲は受けていないでしょうか。いや、その前に自分でブレーキをかけているのが現実ではないでしょうか。

なぜならそれは、白が黒に、黒が白に簡単に塗り替えられてしまう世界だからです。

僕たちが所属する組織というのは共産主義みたいだな。だって、問題の多くがそこから発生しているように思えるから。

僕たちの周りには、小さな共産主義組織が渦巻いている。
ふと、そんなことを思ったのでした。
だとしたら、こんな世界いらないな、と。

僕たちがこの世界を捨て去るとき、ほんとうに自由で平等で、朗らかになれるのだと考えるのです。

僕はそんな世界を見たい。
生きているうちに。


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