個人でもそうだろうけれど、なにがしかの目標というものを組織は持っている。それがなんであるかは率いる人にもよるだろう。
その目標というものが、組織の多くでは、ノルマというものにすり替わる。
だから、ルールに外れていると知りながら、姑息な手段もたくさん使われる。
世の中は勝ち負けだからだ。
勝てば報酬がある。負ければない。
all or nothing
そんなこと、もうやめればいいのに。
報酬は結果ではなく、努力にこそ与えられるべきだと、僕は思うのだ。
以前ブログに書いた紫カタバミを都心で見かけた。
それも、繁華街のそばのアスファルトの割れ目に。それは西日にあぶられ暑そうだった。

その近くには銀杏の街路樹。うるさい音楽に引きも切らない車の流れ。
彼らはそこから一歩たりとも動けないんだなと思ったら、ちょっとかわいそうに思った。
それを努力とは言わないけれど、彼らはきっと懸命だ……。
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