生身のからだに鋼の刃が突き刺さり
流された血が夕陽に染まって乾いてゆく時
明日にでも雨が降れば血痕は洗い流される
だけどぼくらの心を襲ったものは いつまでも消え去りはしない
ことによるとこの最終的手段は
暴力は何の解決にもならず
行かれる星の下に生まれた者たちにはなす術がないという
一生かけて主張をねじ伏せるものだったのかもしれない
人というものがこんなに脆いとぼくらに思い知らせようと
いつまでもいつまでも雨は降り続けるだろう
まるで星が涙を流しているようだ
いつまでもいつまでも雨は降り続けるだろう
人というものがどれほど脆い存在か
訳:中川五郎 CD『ナッシング・ライク・ザ・サン』より
悲しいかな、人は争う生き物だということは、歴史が、また現代が教えている。
そこに神の意向が働いているとはとても思えないけれど、愚かしくも争う生き物だということはもう充分に分かっていることだ。
僕たちの周りには平穏が満ちているけれど、それを手にできない人たちも、世界には多くいる。
僕たちはいつまで、サイレント・マジョリティに甘んじているのだろう。
雨は降り続けるだろう
まるで星から涙が流れ落ちるように
雨はこう言い続けるだろう
人はどんなにはかないものかを
昨日アップした『イングリッシュマン・イン・ニューヨーク』があまりにも有名なため、ちょっと陰に隠れてしまっている感はあるけれど、これもまた、名曲ですね。
Sting - Fragile
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