昨夜のスーパームーンはあいにくの雨空で見れなかったけれど
テレビやネットで世界各地から寄せられた美しい月の映像を見ることができた
その中にトロントの夜空に輝くスーパームーンもあった
満月の夜は次のステージに進むために
手放したい感情を解き放つのに最適な日だという
羽生選手も空を見上げて極上の月を眺めただろうか
次に同じ規模のスーパームーンを見られるのは18年後だという
月の軌道は決まっている
私たちの人生の軌道は定まっていないから
18年後に夜空を見上げる時、どうなっているのか予想もつかない
高校生の長男の進路を決めなければならない時期に来ている
本人の人生なのだから本人の望むようにとは思うものの
長男の様子を見ていると
単に楽な方へと流されているのではないか、
将来の選択肢を狭めていってしまっているのではないかなどと
色々言いたくなってしまうのをぐっとこらえている
「たいせつなきみ」という絵本がある
「ウイミックス」というちっちゃな木のこびとたちのお話で
ちょっと宗教色が強いのだけれど
子どもを自分の物差しで見てしまいがちな心に刻んでおきたい本だ
ウイミックスは、金色のお星さまシールとみにくい灰色の駄目じるしシールを
お互いにくっつけあって暮らしている
可愛いウイミックスや才能のあるウイミックスはみんなから金色のお星さまシールをもらう
見た目が美しくなかったり、不器用なウイミックスは灰色シールをくっつけられる
灰色シールばかりを貼られ、みんなから馬鹿にされて自信を失っていたパンチネロは
ある日どちらのシールもくっつかない不思議なウイミックスのルシアに出会う
その秘密を知るためにパンチネロは作り主のエリに会いに行き、
「他人の評価は問題じゃない。 おまえのことを大切に思っているよ」 と諭される
その言葉を信じ、自分に自信を持てるようになった時
彼の駄目じるしシールが一枚ぽろりとはがれて地面に落ちる
この本を読むと
子どもや他者に無意識に優劣のレッテルを貼ってしまっていないかと
自分の行いを振り返るとともに
大切なのは他人の評価ではなく
「自分自身がどう思うか」だというメッセージが伝わってくる
人は「あなたは大切な存在」だと認めてくれる人がいれば
他人の評価に左右されずに自分自身の価値を自分で信じることができ
どんなときも強くあることができると思わせてくれる
他人の評価は関係なく
自分が本当に追い求めたいと望むものは何なのか
自分自身に問いかけたくなる本でもある
誰にでもまだきっと無数にある人生の選択肢
本当に大切なことは
自分の魂が喜ぶことを見つけること
長男も
急いで見つけなくても
回り道しても
いつか見つけられればいいなと思う
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