録画していたシェイリーンの『奇跡のレッスン』をようやく見ることが出来た

時々感動の涙がこぼれる、心に響くとても良い番組だった

 

数多くの名プログラムの振り付けを手掛けてきたシェイリーンは

笑顔の魅力的な聡明な人というイメージだったけれど

スケートを愛し、人を愛する、素晴らしい指導者だということがすごく伝わってきた

 

 

番組を見て

フィギュアスケートの演技がなぜこんなにも人の心を動かすのか

少しわかった気がした

 

 

 

 

 

心の奥に潜む情熱や闘志

喜びや悲しみの感情

感謝する想い

一途なひたむきさ

スケーターの内面に抱く豊かな感情が伝わってくるから

こんなに心を打つのだと

 

 

 

 

シェイリーンの言葉には

気づきを促し、人の心を動かす力がある

 

それはシェイリーンの中に柱となる強い信念があって

それを伝えたいと思っているからだろう

 

彼女は言う

 

「子どもたちに『夢を見ることの大切さ』に気づいてほしい」

「たった一人の夢が周りに影響を与え広がっていく

だからこそ子どもたちには

誰かに夢を伝える喜びを感じてほしい」

 

 

 

「人は誰でも様々な感情を持っているから

子どもたちが内側に持っている声を

ちゃんと表に出してあげたい」

 

現在の明るくて誰にでもフレンドリーなシェイリーンからは想像しにくいけれど

彼女自身、子どもの頃シャイで

心の中の色々な感情を外に出せなかったという

 

競うことも好きではなかった

でも、なぜスケートをしているのか自分自身に問いかけるなかで

ただ自分はスケートが好きで

演技を観客に届けたいだけなんだと気づいた時

笑顔で試合を楽しめるようになったのだと

 

 

 

 

感情を出すのが苦手で

演技で喜怒哀楽が表現できない子どもたちに

彼女は心を解放するように伝える

 

氷の上は自由に想像を膨らまして

何にでもなれる世界なのだからと

 

シェイのレッスンを受けていくなかで

子どもたちが自分の殻を破って心を解放していき

スケートを始めた時の

ただ滑ることが楽しかった頃の気持ちを思い出していくのが印象的だった

 

みんなの表情が変わっていく

笑顔が増え、心がリラックスすると

身体の動きも自由に伸びやかになっていく

 

 

 

 

 

彼女は子どもたちに表現には何が必要なのかを繰り返し教える

 

演技はスケーターの言葉だ

心から伝えたいものがないと人の心を動かすことはできない

 

自分がスケートで何を表現したいのか

音楽を自分なりに解釈して自分の物語を考え

自分自身の描く物語を人に伝えること

 

また、音楽を自分のものにすれば

頭で考えずに感じるままに滑れるようになる

 

 

 

 

 

 

上手く滑ることだけ考えて固くなり

表情がこわばる子どもたちにシェイは語りかける

 

緊張すれば自分のことしか考えられなくなる

誰かの為に力を発揮しようと思えれば

スケートはもっと楽しいものになるはずだと

 

 

楽しいふりだけしても人には伝わらない

演技する人が心から楽しんでいると

見ている方にも楽しさが伝わる

 

スケートは演技を通して人に喜びを伝えることが出来る

 

 

自分を観客に捧げること

怖がらずに内面をさらけ出すこと

 

演技をすることは

自分も観客も輝かせることなのだと

 

 

 

 

 

また、彼女は感謝することの大切さと

信頼され愛されていると感じることの大切さも繰り返し伝える

 

演技前に緊張と不安で涙ぐむ少女にシェイは伝える

「転んだとしても大事なのはどう立ち上がるかだ」

「たとえあなたがミスをしても

家族はいつもあなたを愛しているのだ」と

 

 

 

子ども達だけでなくその保護者に向けて語っていた言葉もすごく印象的で心に残った

 

「親も子どものことばかりでなく親自身の話を聞かせることが大切」

「子どもは親を手本として見ている

親が情熱を傾けている姿は子どもの人生の力になる」

そして、子どもに愛していると伝えるのが大切だとも

 

 

その言葉通り彼女はスケートを愛し

家族を愛し

生き生きと人生を楽しむ姿を見せてくれていた

 

 

彼女の根底にあるものは

スケートが大好きだという思いであり

スケートが出来ることの喜びと周りへの感謝であり

周りの人も幸せを感じられるように

スケートを通してそれを人に返していくことなのだろう

 

彼女の言動には羽生選手の姿と重なる部分がたくさん感じられた

 

 

 

 

彼女は語る

「愛は巡るもの

与えれば与えられるもの」

 

「心を開ければ

愛を与えることも

受け取ることもできる」

「心が愛で満たされれば

その喜びを表現できる」

 

 

 

 

子どもたちはレッスンの最後にシェイ自らが振り付けたプログラムを披露する

彼らが心を自由に解放し喜びの感情のまま

楽しんで演じたショーナンバーは

見ているこちらも楽しく幸せな感情が湧いてくるものだった

 

 

 

 

レッスンの最後に彼女はこう話す

 

「感謝し続けることを止めないで

心が感じるままに進んでいってください」

 

 

シェイのレッスンにはフィギュアスケートをしている人だけでなく

人生において全てに通じる大切なことがたくさん詰まっていた

 

 

そして、夢を語ることの大切さ

人はそれぞれ自分にしか語れないことがある

誰もが心の中に大切にしてきたもの

それを誰かに伝えていくことの大切さも教えてくれた番組だった

 

 

 

ウェブベルマーク

https://www.webbellmark.jp/