修造さんと織田くんのインタビューで
どの大会でもコールされリンクに出ていく時に
「ありがとう」と言っていたことを知る
「感謝の気持ちを持って滑ることが
自分にとって一番大事なことだと思っている」
応援し支えてくれている人への感謝
彼の根底にある、自分の大切にすべきもの
それはあのニースのワールドの時から変わっていないのだろう
今回のファイナルではたくさんのニュースや情報があふれてて
すべて追いきれていないけれど
心に残っている記事がひとつある
「できる限り自分の言葉で…」 スポーツ報知 12/12(月) 8:33配信
気遣いの人だ。開幕2日前の6日、羽生は現地入りした。
飛行機が遅れ、到着口から出てきた時には夜11時を回っていた。
テロ対策として、選手は空港では立ち止まらないように日本連盟から指示を受けていた。
他国の選手とともに、大会が用意した車に乗車する直前。
他国の選手とともに、大会が用意した車に乗車する直前。
報道陣に「みなさん、ホテルまで来ていただく元気はありますか?」と申し訳なさそうに言った。
この日はコメントを取れないと覚悟していただけに“神”に見えた。
日付が変わり、22歳の誕生日となった7日、笑顔で取材に応じた。
8日のSP後もそう。試合終了は午後10時。
8日のSP後もそう。試合終了は午後10時。
最終滑走の羽生は上位3選手による合同会見のみの予定だったが、
「やります」と日本メディア用の囲み取材の場を用意した。
王者はできる限り、自身の口で思いを伝えている。(恵)
彼はいつも自分の思いを自分の言葉で伝えようとしてくれている
なるべく通訳に頼らず英語でインタビューに答えようとしていることや
海外の試合の時に必ずその国の言葉で
感謝の気持ちを伝えていることもそのひとつだろう
時には勝手に切り取られた言葉の一部が独り歩きして
自分の意図とは違うように伝わることがあったとしても
応援してくれる人々に感謝や自分の想いを伝えるために
どこまでも誠実に応えようとする
それは演技にも見て取れる
気持ちを丁寧に込めて
今できる最高の演技を届けることを
いつも非常に大切にしている
EXの星降る夜の演技の後に
インタビューで満足そうに語っていたこと
「最初の入りから最後の挨拶まで気持ちを込めて滑ることができた」
その言葉通り
羽ばたくように優雅に両手を上下に動かしながらリンクに出てきた時から
演技後の挨拶まで彼の姿はまさに白鳥の化身だった
あの最後のポーズ
彼が彼自身に戻るまで
慈愛に満ちた表情を浮かべ
両手を上に差し伸べて彼が見つめていたものは何だったのだろうか
フィギュアスケートの演技には
これまでの人生によって形成されてきた、
その人自身の生き方がにじみ出ている
私たちは演技を見ながら
スケーターの想いを受け取り
そして彼らの経験してきた人生の一部を見せてもらっているのだろう
だから、たとえその中に悲しみや苦しみが透けて見えたとしても
目をそらさずに最後までしっかりと見つめ
その想いを受け取りたいとずっと思ってきた
そして、今季のプログラムを見て思う
悲しみも苦しみも様々な感情をただありのまま受け止め
明るい光に変えていく力を彼は手に入れたのだと
穏やかな微笑みで演技をする彼から伝わってくるのは温かい想いだから
私たちはどのように生きるのかを自分で選択することができる
感謝することの大切さを知っている人
人の気持ちに寄り添い、支えあって共に生きていくことが出来る人
そういう人は必ず幸せを手に入れられるだろう
幸せは誰かに与えてもらうものではなく
自分の心が見出すものなのだから
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