リスカを繰り返していた君へ | 意識が世界を創っている

意識が世界を創っている

心と身体のつながりを日々研究中
面白いことをみつけたら不定期でつぶやいています

 

 

今、ハワイで "量子場どっぷり”

朝から晩まで量子場に浸っています

(いや、夜はお酒も飲むけど)

めっちゃ、幸せですラブハイ。

 

そんな中、スケジュールの一環として

合宿生みんなで星空観察ツアーに行きました。

 

見えますか?一番星☆そして星空案内人のカートキラキラさん

 

案内人のキラキラカートさんキラキラ

華麗なレイザーポインターを投射して

星をひとつひとつ丁寧に指し示しながら

 

星空と宇宙、地球の成り立ちそしてこれからの私たち・・・

多岐にわたって素敵なお話をしてくださいました

 

それはとても詳しく

ときに学術的な根拠に基づいていながらも

そこにユーモアを交える巧みなトーク照れ

楽しませていただきましたアップ

 

星の話と繋がってカートさんは

私たちがここにこうして

地球の上で暮らしていることが

どれほどの奇跡的なことかということを

ビッグバンからの歴史を交えて

わかりやすく説明してくださいました

 

 

私はその話を聞いているとき

いつも自分が抱いている考えを

もう一度表層に浮かべていました

 

その奇跡を大事にするか否かは個人の選択

どちらも間違いではない

なぜ私たちは生まれてきたか

みんなそれを知りたくて生きているようなもの

(程度の差はあれ、ね。)

 

何に関してだって必ず一つ共通していること

それは

私たち人間はこの『知る』を経験したくて

ここに来て生きている

 

悲しみってこういうものか

喜びってこういうことか

 

怒りって?許すとは?

 

安心・不安の違いってこういうことか

別れはこんなに悲しいのか

愛するって・・・

美しいって・・・

 

本当にありとあらゆる事象が

この「知る」ということを最終目的地として

起こっている

 

だから、もちろん

「自分を粗末に扱うのは

こういうことか〜」もあります

 

もしそれが自分に起こるなら

自分はそれを知りたかったということ

自分が経験するべきことであり

それ以外は選べなかった

 

それをいいとか悪いとか

人間の浅いレベルで測ることではない

 

 

 

私がいた救急センターに

リストカットを繰り返しては

運ばれてくる人が何人かいました

 

その中に「痛みを感じたいから」と

縫合の時の麻酔を毎回拒否していた

10代の女の子がいました

 

その子は結局、麻酔のないまま縫合処置

その過程を「見せて」と言って

最後まで微動だにせず

自分の傷が縫い合わされていくのを

いつもじっと見つめていました

 

痛みをとおして

生きている実感を得たいのか

 

どんなに叫んでも届かない

思いがあるのを知ってもらいたいのか・・

 

処置室の外では付き添ってきた母親が

放心した表情で立ち尽くしているのも

毎度のこと

 

自分の産んだ子が自らの体を

切り刻んでいくのを見る

 

その辛さは想像を超えているし

慌ただしい救急センターの中で

通りがかりにちょっと声をかける

程度では、その母親の気持ちに

寄り添えそうもなく

ただ一声かけて背に手を当てて

椅子に誘導するのみでした

 

そんな私達個々のおもいはさておき

 

その女の子、母親、処置をする医師

その周りで介助するスタッフたち・・

 

立場は違えど

そこに在るひとつの共通するもの

それは個々のその時の経験を「知る」

 

この「知る」を意識できる私たち人間は

それだけでももう祝福された存在だと思うのです

 

おこったそれぞれの事象の良し悪し

それを論ずるより先に

まずこの「知る」を経験しているという

ことをちょっと意識してみると

 

その事象を少し離れたところから見ることができて

よりその経験の味わいが深くなると思っています

 

リスカを繰り返していた彼女

あなたもそれを「知りたかった」んだね

どこまでいったら

「もう知り尽くした」と満足するのか

わからないけれど

 

今度は

あなたを取り巻く人たちの中に

あなたが何もしなくても

できなくても

あなたそのものを愛している人が

いるってことを

知れたらいいなって思います

 

元気じゃなくても

今は笑っているんだったらいいな

って思います

 

 

それにしてもキラキラ星空キラキラ美しかった〜

天の川を背景に