暑さからの現実逃避で始めた
「オーロラの旅の記憶引っ張り出し」
カナダはイエローナイフに赴いて
−33℃の世界におののき
(鼻毛凍るのはやっ)
焚き火 + マシュマロ に
ひとりコーフンし
(お世話になったオーロラビレッジのスタッフさんは
本当に限りなくやさしかった・・)
この旅のもう一つの目的
犬ぞりマッシャー体験
いよいよ挑みます(← いやこれはあくまでイメージ)
マッシャーとは
犬たちをコントロールしてソリを操る人
オーロラビレッジのアクティビティーに
「犬ぞり体験」と
「犬ぞりマッシャー体験」を発見
我が家はもともと
漫画「動物のお医者さん」の大ファン
物語の舞台が北海道のこの漫画の中で
主人公が「犬ぞりレースでマッシャーをする」
というエピソードはみんな大好き
我が家の女子のみならず
今回の旅に不参加の男子たちにとっても
「マッシャー経験」とは揺るぎなき憧れの一つ
「これは絶対やるでしょっ!!」
そう!!
犬ぞり体験 ではなく
犬ぞりマッシャー体験 でっっっ
もうあかつきに並んですっくと立ち
虚空をキッと睨みつけるいきおい
そして迎えた体験当日
オーロラは町あかりが届かない原野まで行くのですが
鬱蒼とした森では視界が遮られるため
森の中の凍結した湖に出ます
犬ぞりもその凍結した湖から出発して森に入って
決められた周回コースを通っていきます。
順番が来るまでは焚き火にあたったり
(マシュマロ食べたり)←もうええわっ
PTと呼ばれる大きなテントの中で
薪ストーブから暖をとったりして待つのです
順番が発表されて私たち親子は一番最後
「あなたたちはマッシャー体験だから最後よ」
と言われたと思う(定かではないが(・_・; )
でもとにかく犬ぞりを早く見てみたい
犬小屋はどうやらその湖のほとり、少し森に入ったところに
あるようでした。
スタッフがソリの準備を始めると
姿は見えなくてもなにやら興奮した様子の犬たちの声
「ワン!ワン!」と鋭く吠えるもの
「ワォ〜ンッ!」と遠吠えしまくるもの
もうもう
漫画「動物のお医者さん 9巻」ふうに言えば
ワンコ達みんなが揃って
「俺はやるぜっ俺はやるぜっ!」
っていう闘志をむき出しにしているのです
いよいよお兄さん達が
その興奮しまくりワンコ達を
ソリにつないでいくと
「遊ぶの?ねぇ遊ぶの?」
と言わんばかりの絶頂期
その闘志をみなぎらせている姿がこちら!
あれ?ワンコに寄った写真がなくてなんか穏やかな雰囲気💦
それでも
きゃー早く乗りたい乗りたい!とはやる心を抑えつつ
何度も他のお客さんを見送っていて気付きました
あれ?他の人たち(マッシャー体験)しないの?
みんなソリ(一番後ろの白い箱)に乗って
楽しそうにしています。
えー!マッシャーの方が面白そうなのに
と思っても
他のお客さんに
それを英語でプレゼンするほどの語学力はない
ソリから降りて興奮冷めやらぬ人たちと目があっても
黙ってニッコリ笑顔
これぞエキゾチックジャパンの微笑み返し
(つまり一言も喋れないってこと)
遠巻きに羨ましそうに物欲しそうに
見ている私たち親子に気づいて
マッシャーのお兄さんが言いました
「あなた達は説明とちょっとした練習が必要だから
最後だよ」(と言ったと思う)
そうなのね〜ただではできないのかと納得
そこから待つこと2時間あまり
いよいよマッシャー体験
う〜ん長いな
また続きます