ヒトリボッチ国際ファンタスティック映画祭'22
第7日
※当映画祭は、「激突!」「マッドマックス2」「ヒドゥン」「ターミネーター」などを誰よりも高く評価した俺たちのアボリアッツ国際ファンタスティック映画祭の意志を勝手に継いで今年初開催。
■第7日はいよいよ作品賞です!
の前に、ベストトップガンの発表を!
2022年ベストトップガンは…
「トップガン マーヴェリック」!!!
これ以上のトップガンは現世に無い。
マーヴェリックの前にトップガンなし、マーヴェリックの後にトップガンなし。
天はマーヴェリックの上にトップガンを造らず、マーヴェリックの下にトップガンを造らず…あれ?
茶茶くる現場で娘とバッタリなんてベタやるか?だとか、
ビーチバレーであらゆる諸問題解消だとか、
地球にデス・スターのトレンチがあったのかだとか、
なぜそこに都合よくあるのだとか…
突っ込んだら負け。
ランキングするのも憚られる偉大なる作品なので特別扱いします。
同作はベストチラシ大賞も受賞!
トム・クルーズの老いをストレートに表現し、何を伝えたいのかを一発で理解させたベストエイジングなチラシでした。
前作「トップガン」は当時映画館で寝てしまったけど(徹夜で飲んでた朝に観に行ったから)、いまこのタイミングで前作にお詫びします。考えるな。
■20位以上の発表!
20位:わたしのお母さん
20位:ドライビング・バニー
19位:MEN 同じ顔の男たち
18位:RRR
17位:線は、僕を描く
16位:連鎖
15位:ハッチング -孵化-
14位:コーダ あいのうた
13位:グリーンバレット世界最強殺し屋伝説国岡[合宿編]
12位:ハケンアニメ!
■20〜12位短評
挑戦的かつ実験的とも言える沈黙という勇気に感嘆した「わたしのお母さん」は20位以内にどうしても入れたくて2作を20位に。
「RRR」はとんでもなく楽しかったけど作品の好みとしてはこのあたりかな。
16位以上は、どれもが年間ベスト級。明日考えたらきっと順位は変わります。実際、考えながら日々クルクルと変わり、今日たまたまこの順位という感じです。
美しい田舎の風景の中で田舎特有の先入観が引き起こす悲劇を描いた「連鎖」。
生活感のない北欧ハウスに狂った母親と役立たずの父親と美少女を住まわせれば恐怖の強度薄めでも見応えたっぷりだった「ハッチング-孵化-」。
嘘のない美しさというレアな作品「コーダ あいのうた」。
「グリーンバレット」は短期間に阪元裕吾監督(まだ27歳!)の作品を連続鑑賞して大興奮の自作自演祭りが超楽しかった。
「ハケンアニメ!」はあのラストショットがなければもっと上位。小さなことだけど、あれを撮ろうと決めた思考はメジャー邦画にはびこる何か深い病を感じるので大きな減点対象。個人的な好みの問題だからこそ、当映画祭においては大問題。
■11位からグランプリまで、第8日最終日の様子はこちら!
■初日の様子はこちらから