■最終週「あなたが思う未来へ」
117話
もはや、幸せを願い、見守るしかない。
若き者たちに僕もこう思うことがよくあるこの頃です。
ハニー雅代さん譲りで、孫はふたりとも男を見る目があると自画自賛する龍己。モネちゃんが幸せならそれでいいんだよと発言、めちゃ分かる。人生の先輩であってももう、周りがどうこういう段階でもふたりでもない。そんな龍己の、光太朗はひと目見ただけでいい人だって分かった発言も #俺たちの菅波 推しには嬉しい言葉!
お互いの無謀な仕事話で超盛り上がってる菅モネ。そこに間の悪い男No.1が帰ってくる。まあ予想どおり酔っ払ってるし…
逃げた=どんな顔して光太朗を迎えればいいか分からなかった=酒でごまかした=嬉しかった⇒耕治めんどくせー奴だなあ!で、何を言うかと思ったら、「結婚を誓い合った若いふたりのする会話か」…ポジティブに捉えてる証。愛すべき男is耕治。最高か。
駆け出しバンカーの単身赴任話に始まり、家族ぐるみの永浦水産4大指針や収支計画PPTを見せながら、借りられるものはなんでも借りればいいんだと言う、境界線を越える耕治の現実的な妄想に、同じく境界線を越えていく展開を考えてた光太朗が「いいですね」と相槌を打つ。それに乗じて、違う場所で違う仕事をしながらいずれひとつの目標に向かうふたりのイメージを共有してほしい、「見守ってもらえないでしょうか?」と一気呵成に出たのに、「お父さん?」「百音さん?」とどうでもいいとこに謎タイミングで絡む耕治…つべこべ言わず(照れ隠しせず)見守ってやれよ!娘がこの人じゃなきゃダメだなんて親に対して恥ずかしいセリフ言ってんのにさ!「俺は最初からふたりはいいと思ってた。本人たちより前に分かってた」って、あんた猪之助かよ!!
まあこれでめんどくさい耕治を見られるのも最後かと思うと寂しいな。スペシャルドラマでツッコませてください。
みーちゃんがうまくいきそうで涙するモネを「手あて」する光太朗の場面が美しい。それを見て「ありゃ、2個いちだ」と温かく見守る耕治(やっと)と亜哉子が微笑ましい。
時々大切な人と離れるのを怖がるのに自分は大丈夫らしい、モネには自分のような人間が最適らしいという光太朗。恋愛はど素人のまま、ふたりの人生を力強く歩み出した発言、これ感動的だ。直後のひとまずの別れ際で、頭超ボサボサでも。