あいの土山マラソンのフルマラソン。
この記事で書いたように調整なしで挑みました。
気温は11月になってからは異例の夏日予報。
暑さが大の苦手、大嫌い、過去に痛い目に何度もあってるからこそ、この記事で書いた万全の暑さ対策をしました。


それが功を奏して、タイトルにもあるよう総合3位(一般と登録に分かれてますが、ここ数年は一般も登録も変わらない、むしろ一般のほうがレベルが高かったりするので総合でカウントします。自分は一般。)でした。タイムは過去5年くらいのなかでもワースト記録でしたが。

■3つの過酷
まず1個目が暑さ。ゴール後、コース上の各所の気候条件が書いてあるのを見ましたが、25度、26度の数字が並んでました。スタートが10時半なのでほぼその日の最高気温の中走らなければならない。過去70回ほどフルマラソンを走ってますが、最も暑かったです。

2個目がアップダウン。後半が上りなので、後半に暑さの影響も出て余計にきつい。

3個目が風。30キロ〜33キロぐらい。田園地帯で向かい風が酷く前に進みません。激坂よりきついです。

■スタートに整列
最前から3列目に並ぶと、ほぼ知った顔ぶれ。
サブ20のあの2人、滋賀のランニングチームの有力選手がたくさん、去年の総合1位のランナー。自分が知る限りでも持ちタイム230台前半〜サブ20のランナーが10人以上いました。
去年、総合2位でしたが、今回のほうが明らかにレベルが高かったです。

■序盤
あの2人ほか有力選手がおそらく320くらいのペースでスタートしましたが、気にせず予定通り345付近で刻みました。去年と同じペースで暑いので後半落ちるのはわかってましたが、このペースより抑えてもしょうがないと思ったので。

5キロぐらいまで集団で走ってましたが、350くらいに落ちたので、抜け出して、そこから単独走でした。

■中盤
20キロぐらいで前に2人見えて、1人を抜かし、もう一人も25キロくらいで抜かしました。このあたりまでは340台のペース。

■終盤
折り返して20キロ後半から若干の上り、風も逆になったことからキロ4付近。そして、先にも書いた最大の難所、強風。32キロのラップがワーストペースの430近くまで落ちました。

自分のペースも落ちてはいるんですが、この30キロあたりから後ろにはもう誰も見えなくなるし、前からはどんどん落ちてくる。

ここから暑さが上位の有力選手にも効いてきたようで、自分は暑さ対策で落ち込みが抑えられた結果だと思います。

風地帯を抜けて、坂ゾーンに入ると走りやすさが少しましになって410付近で走りました。

30キロからは5,6人抜いたと思います。実は皆顔見知りで230前半以上のランナー。走ろうと声をかけていったんですが、皆ジョグで少しでも自分についてこようとする人はいませんでした。

■結果
2時間46分。数年ぶりの2時間40分オーバー。改めてラップだけ見ると酷い失敗レースなんですが、まわりはそれ以上に酷い。その結果が総合3位でした。
2位は去年1位の人。暑さには強いようで38分。それでも去年より4分落ちたとのこと。私は8分落ちました。

1位は2時間25分。ここは異次元。この過酷レースでこのタイムならサブ20もたぶん余裕の実力なんだと思います。

自分より後ろの入賞者はほとんどがサブエガより遅い。サブスリーでもない3時間3分くらいでも入賞だったので、今回のレースが例年とは全く違う過酷さだったことがよく分かります。

次は勝負レースの奈良。近年は12月でも暑くなることもあり同じようにアップダウンがある奈良の良い前哨戦になりました。