私が完璧な竜馬さんフリークになったのは、30代の前半だったので、残念ながら、当時集めていた竜馬グッズのほとんどが、人にあげたり、引っ越しで紛失したりして、手元に残っていません。
写真は、竜馬さんフリークまっただ中の頃のものです。
今でいうコスプレですね😅
実はこれはプロモーションビデオの合間に撮影した写真で、実際はビデオで、ストーリーもあり、ちゃんと演技もしているのです。
当時、ビデオ制作会社を経営しておりまして、ビデオを作る会社なのだから、と、自社のプロモーションビデオを制作したのです。
どうせ作るなら面白い方がいいだろうと言う事で、私がシナリオを書き、自ら竜馬役をかってでたのです。
もう一人、西郷さん役もいて、こちらは声だけの出演なのですが、当時のスタッフのひとりがいやいや演じてくれました。
「おいどんも応援しているでごわす!!」
てな感じだったと思います。
たったこれだけのセリフを、何回も取り直した記憶があります。
緊張していたのでしょうねえ😄
その点、私のほうは、憧れの竜馬の扮装をしているだけで、完全にハイになっていましたので演技の方も完全になりきって、それはもうアカデミー賞ものでした(笑)
それにしても、素人とはこわいもので、業界のことを何も知らずに、いきなり京都にある太秦の撮影所に、「竜馬の衣装一式貸して下さい」と、頼みに行ったのです。
たまたま衣装部の責任者の方がいて、制作意図などを説明すると、信じられないような安い料金で、しかもプロのメイクさんまでつけてくれたのです。
彼も竜馬ファンだったのかも知れませんね。
歩いていると、有名な役者さんたちすれ違います。
目が合うと、「お疲れさま!」なんて、挨拶してくれるのです。
すれ違う人がみな「お疲れさま!」なんですからまるでスター気分です。
京都からそのままの格好で、撮影現場の琵琶湖まで行きました。
海まで行く時間と予算がなかったのです😂
琵琶湖でも、撮影中に、映画のロケとまちがわれたり、有名な役者さんとまちがわれたりと、大騒ぎでした。
その気になって、笑顔で手を振ったりしましたけどね😅
今、思い出しても、馬鹿な事をやっていたなあと思いますが、とても良い思い出です。
「最高の人生のみつけ方」という映画で「死ぬまでにやりたい事リスト」を主人公たちが作って、ひとつずつ実行していくのですが、「自分のヒーローに扮装して、写真に残しておく」というのも素敵ですね。
このように、一見ばかばかしい事でも、本人が心の底から楽しめて、数十年たってからも、思い出して馬鹿笑いできることって、やってみる価値はあると思います。
とくに普段から真面目くんと呼ばれているような人は、ぜひ面白いことにチャレンジして下さい。
人生、もっともっと楽しく、感動しながら生きて行こうではありませんか。
今日も読んでくれてありがとう🙏😊💕