地頭は鍛えられるのか | 中受ログ2025関西

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中学受験の軌跡を綴ります。

こんばんはデレデレ




最近、ブログを含むSNSで

「地頭」という言葉をよく見かけます。




この「地頭」という言葉。

実は私が約20年前に就活をした際、

就職先の当時の会長が使っていました。


グラサン机上の勉強ができる人よりも

     地頭の良い人を採用したい


エントリー前に行われた企業説明会で

この「地頭」という言葉を初めて聞いたので

深く印象に残っています。





企業説明会に参加するよりも随分前から

どうしてもこの企業で働きたかった私は、

地頭って何?地頭の良さって何?

と様々な本を読みながら考えました。

いま書店には多種多様な地頭本がありますが

当時はもちろんありませんでしたか。



そして大学3年時の私がたどり着いた答えは

地頭 = ひとつの物事を多方面から見る力。

さらに、

地頭は鍛えられるということも知りました。


※20年も前の話なので、地頭の定義が現在とは多少異なるかもしれません


当時本から学んだ地頭の鍛え方の例。

具体例は忘れてしまいましたので以下は類題です

たとえば1本のペットボトル容器。

これを本来の用途(飲み物の保存)とは

別の使い途を10個以上答える。

このように、固定概念に捉われない、かつ

合理的な考え方の癖づけをする。

とありました。





話は就活に戻りますが、

私が入りたかったこの会社。

→書類選考

→筆記試験

→グループディスカッション

→社長面接(3人ずつの集団面接)

→社長&役員面接(10人ずつの集団面接)

という流れだったと記憶しているのですが、

3番目の社長面接がほぼ雑談でした。




その社長面接。雑談の話題が

「地頭が良いかどうかはすぐにわかる」

という流れになり、

社長が突然私にこう聞いてきたのです。



爆笑このボールペンのキャップ、

    フタ以外の使い道を

    30秒で10個言ってみて?




こんなことを急に、

しかも3人のうち私にだけ聞くというのは、

私が一番頭悪そうだったのでしょう笑い泣き


両隣に座っていた男子2人が

この質問に驚いた顔をして私を見たのを

よく覚えています。




しかし!

訓練をしまくっていた私にとっては

サービス問題です(笑)

15秒くらいで7個答えた段階で

「おぉ!いいねー!きみ合格!」

のお言葉をいただいたのでした。




…と、約20年前の話を書きましたが、

これが今で言うところの地頭なのか?

地頭の良し悪しがこんなことで測れるのか?

そんなことは私にはわかりません。

私は練習の成果を披露しただけですし真顔




ですが、地頭の定義が昔と同じなら

多少なりとも鍛えられるのかもしれません。





私は今、地頭というのは、

頭脳の性格だと思っています。

(頭の「性質」と表現すると、能力の要素を含んでしまう気がするので性格にします)


だから、

親子で性格が似ているようで

全く違う部分もあるのと同じように、

地頭の遺伝も限定的なのではないかとも

思っています。





というか、

そうであってほしいと思っているだけ滝汗

かもしれません。






なんだかよくわからない話になりました。

今日は涼しいので

エアコンなしで寝られそうです。