No.959 備えあれば憂いなし、のはずが。。 | ryokukanetworkのブログ

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砂漠緑化活動を行うNGOのスタッフブログ。農村出身の若者達の日常がメインです。中国の農村の日常を綴ったブログはレアかも?まったりゆるゆる系でボチボチ更新します~!

みなさん、ご無沙汰してます。

さっちゅです。

 

前回のブログでちょうぶちょうがお伝えしたように、半年前の感染爆発時は運良く感染を免れた私も、今回の第二波でついに新型コロナに感染してしまいました。39℃の高温が数日続くコロナの症状は想像していたよりもきつく、全身が痛いので体を動かすのもつらかったです。

 

それよりも、

やばい!!

 

給餌実験が大ピンチ!?

 

 

 

感染したらどのような症状になるかというのは体験者から聞いていましたので、ある程度心のお準備はできていました。そして、本部からの指示で私が感染した事態に備えて、いつも作業を手伝ってくれている同じ集落の友人たちが給餌作業を交代してくれるように、事前に手配をしていました。

 

 

朝起きて38.5℃の発熱。すぐに友人へ連絡して給餌作業を変わってもらいました。セーフ!

(ほんとに??)

 

 

しかし、私が感染・発症した時点で既に私の住むバオルン村は感染拡大の真っ只中にあり、私以外の給餌実験メンバー数名が既に感染していました。そこで、未感染者を中心に、給餌作業を途切れさせないように手配を進めました。

 

問題はここからです。給餌作業を依頼した人の中に、既に発熱から回復して元気になった人も混ぜてしまったのです。

(致命的です)

 

 

 

元気になったと言っても、体内にはまだウイルスが存在していたんですね。そういえば、第一波の時も隔離期間とか色々言われていたはずだったのに、私は発熱から回復=ウイルス消滅と思い込んでいたので、まだウイルスを保有していて他人に感染させてしまう恐れが高い人と未感染者を一緒に作業させてしまっていました。その結果、作業参加の2日後に発熱の症状が現れた人が1人出てしまいました。。

(牛舎で作業中に感染したとは限らないですが、やってはいかんことでしたな)

 

せっかく健康状況をモニタリングしているのに、感染を助長させる可能性がある人員配置をしては本末転倒と本部から指摘され、愕然としました。。

そして、感染状況ごとに給餌作業メンバーを分けて管理し、作業中の感染を防ぐことを前提とした人員管理表を作ってもらい、すぐに配置を見直しました。

(やれやれ。。)

 

 

その結果、給餌作業中と思われる感染は以降確認されていません。また、症状が治っても自宅待機期間を長めに設定し、ウィルスを確実に消滅させて復帰可能になった既感染者も増えてきて、今では第二波前の人員配置にほぼ戻りつつあります。

 

深く考えずに、言われたことをただこなすだけではダメだと普段から言われているのですが、今度ばかりは肝を冷やしました。もっと気を付けなければと思いました。

(加油!)

 

(おしまい)

 

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