No.629 サイレージの作り方 | ryokukanetworkのブログ

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砂漠緑化活動を行うNGOのスタッフブログ。農村出身の若者達の日常がメインです。中国の農村の日常を綴ったブログはレアかも?まったりゆるゆる系でボチボチ更新します~!

みなさん、こんにちは。うぇんじゅんです。

 

日本もすごく寒いようですね。

こちらも今は25度くらいで、一番寒い季節です。

(マイナスが抜けてますね、氷点下です)

 

当然、放牧地には草なんて一本も残っていません。

この時期は、秋に収穫した草を発酵させた飼料、サイレージを与えます。

 

今日は、サイレージの作り方を伝授します!

(教えてもらっても使い道も材料もないなぁ)

 

といっても、最近は機械化が進んでだいぶ方法が変わってきました。

 

 

ちなみに、以前はこんな感じでした。

 

1、草刈り鎌を使って人力で刈り取り

2、茎からトウモロコシをもぎ取り

3、残った茎を粉砕機に入れて細かく砕きそれを貯蔵庫まで運び入れ

4、上からしっかり踏み固める

 

広い畑なので自分の家族だけでは人手が足りないため、隣近所との協働作業でした。

牛をたくさん飼っている家では飼料がたくさん必要になるので、

連日この作業を行っていました。

 

でも今では刈り取り機を使用するのが盛んになってきました。

もちろん自前では機械が買えないため、この時期農村に良くやってくる

「流し」のレンタル業者から借ります。

(農協ってないもんね)

 

 

 

 

 

機械は人力と比べて作業時間が全然違って速いですね。

その分疲れないですし、自分の家族だけで人手が足りるため、

もう隣近所の人達と一緒に作業しなくても済んでしまいます。

 

 

でも、作業後のお楽しみ、打ち上げ宴会まで無くなっちゃうのはちょっと寂しいです。

(別途やってるでしょ?)

 

 

これ以降は、人力でも機械でも同じ。

ビニールを敷き詰めた貯蔵場所に運び込み、上から土を被せると作業完了です。

 

 

 

 

 

冬は長いので、足りなくならないようにしっかり準備します。

少しでも足りないと家畜が冬を越せなくなってしまいます。

 

今年から放牧が通年禁止になるというウワサですが、実際にどうなるか分かりません。

もし、通年禁牧になると、今まで放牧していた期間のエサも刈り取って与えなくてはならないので大変です。

でも、地元住民はしっかりと準備するのみです。

 

(おしまい)

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