こんばんは
新車ソリオ慣らし長距離ドライブの投稿で、しばらく
間が空きましたが「日本100名城」の城紹介ブログが
また、復活します。
前回までは、山陰地方の城を紹介し、山口県までいき
ましたが、今回は岡山まで戻り「津山城」を紹介します。
▼ 津山城址周辺マップ(ネット地図参照)
≪ 津山城 ≫
津山城は、本能寺の変で討死した森蘭丸の弟、森忠政が慶長9年(1604)
に築城にかかり、元和2年(1616)の完成まで13年の歳月を要しました。
築城に約13年かけられた城は、五層五階、地下一階の天守と70以上の櫓、
それらを取り巻く石垣や堀など、旧美作(みまさか)国国主としての威信
を誇るものであった。
広大な敷地に通路を迷路のように複雑に入り組ませた石垣は、高さ10m前
後もあり、遠くから見ると何層にも重なり合う雄大さである。
現在は、2005年に城内最大規模の櫓で内部は畳敷きの御殿様式の特徴を持
つ『備中櫓』が復元・再現しました。
春は西日本有数の桜の名所として知られ、石垣をバックに桜が乱れ咲く光景
は圧巻である。
『日本100名城』『日本さくら名所100選』『日本の歴史公園100選』に選ば
れています。
津山城の概要
所在地 … 岡山県津山市山下135
入城料 … 310円/大人
日本100名城スタンプ設置:津山城備中櫓受付
(備中櫓入館料無料)
駐車場 … 無料(鶴山公園(津山城跡)駐車場)
▼ 津山城跡(鶴山公園)案内板(現地看板)
▼ 駐車場から登城石段を登る ▼ 三の丸石垣
▼ 史跡津山城碑 ▼ 津山城復元図
▼ 津山城表門(ここで、入城料を支払う)
▼ 表門を入城すると左への石段が・・・
▼ 本丸への二の丸石段を登ると四脚門跡と
要塞のような迫力がある本丸石垣を観る
▼ 四脚門跡から見る備中櫓
2002年(平成14年)、「築城400年記念行事」の一環と
して復元されたものです。
津山城って、凄いと思います。
本丸の防御としての石垣が迷路のよう造られており、よく似た
造りにもなっているため、自分の現在地が本丸に対してどこに
いるのか非常にわかりにくく、攻略しにくい城です。
残存している石垣群とその上にあったと思われる多数の櫓を想像
すると圧倒されます。
他の城より郡を抜いて素晴らしい石垣群ですね
▼ 本丸への門のひとつ切手門跡
▼ 切手門の上部に弓櫓跡 ▼ 本丸の石塁跡説明板
▼ 天守を防御する石垣(長櫓跡)と門跡
▼ 本丸の正門にあたる表鉄門の説明板 ▼ 天守台の説明板
▼ 津山城天守跡の天守台
▼ 天守台
▼ 天守台からの展望
▼ 天守台から望む備中櫓
▼ 天守台全貌
▼ 武者走り部分の石段 ▼ 長屋櫓跡
▼ 復元された備中櫓の内部を見学します。(無料)
▼ 上段の間(2階部分) ▼ 厠まで復元してあります。
▼ 日本100名城「津山城」スタンプ
▼ 天守台の石垣に見つけましたハート石
▼ 森蘭丸の弟、森忠政公像
津山城は、石垣だけが遺構として残存しているだけですが
完璧にちかい防御の形態を表しているように感じました。
ここまで、はっきりと城郭の石垣群の残存はほとんど見ません。
石垣の上には、多数の櫓、多聞、また門、枡形もあり、攻めに
くい城だったのに違いないでしょう・・・。
みごとな残存石垣に圧倒された津山城でした。