「がん」の闘病記録
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恐るべし都心の病院！レインボーブリッジの入院病棟 がん闘病中の話#36
抗がん剤の効果虚しく・・
抗がん剤を打ち切り、すぐに手術をうけることになった私
入院の部屋選びや、手続きをするために
院内の「入院手続き」受付にやってきた。
都心の湾岸の綺麗な病院
「入院の施設も綺麗だといいなぁ～」
「食事も美味しいといいなぁ～」
抗がん剤打ち切りでショックを受けた割に
呑気にそんなことが頭によぎった
そもそも、ここの病院を選んだのは、
①辛気臭くない
②がん専門病院
③入院の時の食事が美味しいという口コミ
※特に③重要（笑）だった。
入院受付に行くと、とても感じのいい女性が
案内してくれた。
受付の人「一般病室（4人部屋）と
特別個室 A/B/C がございます。」
私「・・・」
よくわかんないけど・・
今、頭に髪の毛ないし
この後、胸を摘出する手術だし
何よりも、私、知らない場所だと眠れないタイプ。
絶対、一人の部屋がいいなぁ～・・
「個室がいいのですが、
特別個室のA/B/Cのお部屋ってどう違うのですか？」
聞いたところ、一番高いAのお部屋は、
巨大テレビに、レインボーブリッジビュー
応接間なんかもついているらしい・・
ほ～。
なんだか、高級ホテルではないか。
「いいなぁ～」→すっかりホテル気分の私（笑）
価格をおそるおそる見てみると・・
・
・
「１６万７千円」！！
なんと！ひ～！スイートルームだわぁー。
きっと著名な方とかだと、こっそり入院することも
あるから専用エレベーターとかあるから便利なんだろうな。
受付の人「入院の希望の日は、個室のA/B/Cが空いております」
私ん～。個室高そうだけど、仕方なし。
「じゃあ、個室の一番安い
お部屋でお願いします。
お部屋でお願いします。でおいくらでしょうか？」
受付の人「４万５千８百円です」
「お部屋は広くはないですが、
オーシャンビューで、レインボーブリッジが見えるお部屋です」
！！！！
まじかっ！まじかぁ～。。
「
！！！！泣」
！！！！泣」さっき、１６万いくらの部屋を聞いた後だと
安く聞こえる気もするが・・
そして、その商法には、いつもひっかかるが（笑）
予想に反した金額だったぁ～！
なんとなく５千円くらいを想像していたぞぉ～！
・
・
・
恐るべし、都心の病院っ。
恐るべし、レインボーブリッジ！
恐るべし、オーシャンビュー！！
１週間入院するとなんぼ
になるんじゃい！？
になるんじゃい！？１０日入院になっちゃうとすると！？
ひ～！！
パリにいけるじゃん。
リッツカールトン泊まれるじゃん。
いや、アマンリゾートにも行けるじゃ～ん！！
でも・・・
一生に一度の一大事。
いざという時の貯金というのが、あるなら、
今こそ
「いざという時」であろう。
さようなら、諭吉先生～！
さようなら、私の青春！！！
↑ ※ここまですべて心の声
私気持ちを整え、
「では、個室の一番安いお部屋でお願いします」
そんなわけで、私の初めての入院手続きは
大騒動で幕開けをした。
そして、１０日後、私は
いよいよ手術を受けるのです。
で、この１０日間、
胸の全摘の葛藤やら、癌のせり出し問題と
直面するんです～
続く。。
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