「がん」の闘病記録
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死を祝う街”グアナファト”で考えたこと
結構、前のことだけど、アメリカの病院にいくついでに
メキシコへ行ってきました。
わたし、映画の「リメンバーミー」が大好きで
そのモデルになった世界遺産の街”グアナファト”に行ってみたかったんです
せっかくLAまでいったんだから、ついでにメキシコいこ～
って感じで、気軽にいったつもりが、結構、遠かったです💦
わたしは腕が、ひどいリンパ浮腫なので、長時間のフライトは不安で不安で
なんども飛行機の中で体操したり、氷で冷やしたりしながら
なんとか到着。
CAさんに事前にリンパ浮腫のこと伝えておいたので、
とても優しくいたわってもらえました
さて、はじめてのグアナファト・メキシコは本当に素敵なところでした。
小高い丘にカラフルな家が沢山。
映画そのままの世界で、ずっと夢見心地でした。
ホテルも外資系の5つ星！みたいなホテルはないし
シャワーも水だったけど（笑）
凄く素敵な内装で、ああ～こんなところに暮らしたいな～
市場もひたすらカラフルです
定番のタコス。メキシコのタコスは、皮がコーンなので
日本で食べるものとは、また違う味わい。
とっても、香ばしかったです。
夜の雰囲気も素敵。
石畳の小道はスペインの統治時代のなごりなのかな。
テキーラベースのカクテルも。
食事はこうやって テラスで食べるのが人気みたい
夜は街のいたるところで
マリアッチが歌ったり、踊ったり♪
私もスペイン語わからないけど、
メキシコ人に混ざって、一緒に歌って踊って
凄く素敵な時間を過ごしました。
町の中には至る所にガイコツが！
この写真は駐車場！ガイコツさんが
オーライしてくれてます💛
メキシコのガイコツって怖くなくて
表情が優しいんです。
なんでかな？と調べたら
メキシコでは「死」は終わりではなく
人生の続きのようなものと考える人が多いそうです。
だから死者の日は
亡くなった人を思い出し、語りかけ、笑って過ごすそうです
思い出の中で生き続けるという考え方に
私もとても救われるような気持ちになったし
死が少しだけ、怖くなくなる気がしました。
メキシコ”グアナファト”は
思ったよりもずっと知的で美しい街でした。
また、いつか～
私は、多くのお金と時間を旅に費やしてきし
病気になったとき、一番に
もう旅にいけなくなるかもって考えたくらい・・
本当に旅が大好きなんですが・・
美味しい食べ物や美しい景色はもちろんだけど
はじめてのその土地を訪れたときのドキドキ感
そこで暮らす人の考え方や、生き方にふれて
ちがう価値観に出会って
私にとっては何よりも人生を豊かにしてくれるものです。
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