前回からの続き・・
#がんの病院の選び方 私の場合
元カレに作成してもらった病院リストを片手に、
さっそく、紹介状をかいてもらった病院リストの中から
どの病院で検査をうけ治療をしていくのか検討した。
いくつかの病院でまずは、予約が取れるかを確認したが
どこも混んでいて、~2週間位、最初の予約までに時間がかかる
え~!1日も早くみてもらいたいのに!!
その間に悪化しちゃうよ!
今、思えば、その2週間で
一気に悪くなって死ぬなんてことはないのに
その時は、その2週間はものすごく先のことのように思えた
(がん患者ってね、意外とね、多いんだ~ってこと知ったよね)
そして、名医に見てもらえれば
難しい癌でもなおしてもらえる
そう勝手に信じていた私は
”病院名医”とか 検索ワードに入れて
GOOGLEで調べまくった。
で、、よくわからず、疲れ果てた💦
これも、今、思えばだけど
検査をしてから行う治療、抗がん剤とか放射線とかって
標準治療(その人の状況にあった一番良いと思われる定番の治療)があるので
基本どこの病院で治療をうけても内容はほとんど変わらない。
疲れ果てた私は結局、元カレのリストに添えられていた
①若いがん患者がいる所の方がよい
②食事がおいしい所の方がいい
★特に重要
③標準治療はどこも変わらないから、通いやすい所の方がいい
を考慮して、電車で1本で行ける、綺麗な「がん専門病院」に決めた。
私の場合は気分が滅入るのが嫌だったので
綺麗な病院がいいいなっていうのもあった。
私は、カフェに行くのが好きだったので
病院内にカフェがあることも重要視しした
※結果、この選び方は大正解だった!
告知の時、手術のあと、辛い時、私は頭の中で
いろんな感情を整理したり、ひととき患者であることを忘れられたり
そんな場所になった。
変わらない日常が、病院内にあることが
何よりも私の支えになった。
ちなみにその後、私は治験やら
リハビリやらでいくつかの病院を行くことになるのだけど
私の中での病院内にあって嬉しかったカフェは
4位 ドトール
3位 タリーズ
2位 ディーンデリューカ
1位 スターバックス
特にスタバ!安定の優しい接客
💜清潔感のある店内💜
私の通ってた院内スタバは
坂口健太郎風のイケメンが毎朝いて、癒された
食べれない時に販売してるバナナもあるし。
一度、病院の帰り道に道で
具合が悪くなりうずくまっていた私を偶然通りかかった
スタバの店員さんが、顔を覚えてくれていて助けてくれたこともあった。
私は癌になってから、完全なるスタバファンだ。
そんなわけで、病院選びは
それぞれの自分のライフスタイルに合わせる
ことも重要と思っている。
がんの治療は根気がいる。
病院に行きたくなくて、泣いたりしたことも沢山あった。
だから、なるべくいつもと変わらない日常が過ごせる病院選び。
そんな観点もひとつ、あるかなって思う。
話は飛んでしまったが、
その2週間後、がん専門病院で検査を受け、担当の主治医と対面し
治療のこと、仕事のこと、子供のこと、お金のこと・・・etc
いろんな悩みが、一気に降りかかってくるのだ!
続く・・